5月土曜日5回の回数調整に関して

  5月は、土曜日が5回あり、本来ならばゴールデンウィーク連休初日の1日に、教室のお休みを入れるところなのではございますが…・。

 「休まないで!教室でバウムクーヘンづくり、やりましょう!」「鉄火味噌づくりは〜!?」という生徒どものヤレーヤレー熱烈コール鬼のごとき要望により…。

 当教室は連休返上で、5月1日もお教室でございます。

 ただし。

 バウムクーヘンは、長い時間オーブンを使用するので、酵母パン焼きが不可能になります。

 ということで、パン作りだけはお休みです。パン作りをやらないパン教室を開催します。

 バウムクーヘン焼きも、鉄火味噌づくりも、普段のパン教室の酒池肉林とは程遠い超ハードな作業になるのですよ〜。

 それをあの方々、知ってか知らずか、…知らぬが花よ。

 本日は福沢諭吉つあんたちを家来に引き連れて、立川の富沢商店まで材料の買い出しに行かねばなりませぬ。お天気も回復したしね。

 バターたくさん背負って帰ってきます。粉の配達も、たくさん頼んでこなきゃね。

 天候異変による自然災害(?)で、山ほどできちゃった中種。これをパンに作り変えなければ。指くわえ組に送らなければ。

 災難よ。自然災害だわ〜〜〜。

冬のち春で

 いやはや、土曜日のお天気にはびっくらこきましたわ〜。

 朝、カーテンを開けると、そこは雪国だった…。

 お日様がキラキラ照りはじめると、積もった雪が溶けて、急に春の温度になっちゃったのよ。

 そのあとの夜間温度も、それほど低くはなかったわ。

 春の雪。

 (三島由紀夫の著作タイトルだ…。一番好きだった本だな。私は異常なまでの三島ファンだったのよ。10代のころ。ガキのころ)。

 ああ、しかし。びっくらこきの春の雪。

 こんなハチャメチャな天気の時には、リーンなパン生地のオーバーナイト発酵の予測がつかないですよ。

 教室のみんなは、あのパン生地にウンザリ振り回されているだろうなあ…。

 発酵判断がつかずに、わけわからなくなったら、焼かずに冷蔵庫で数日間ほど寝かせて、中種にして使ってください。(まあ、焼いて、白焼けにしちゃって、発酵過多を認知するのも悪い経験ではないけれど…・)。

 ヤバイ温度差の日に、リーンなパンをやっちゃったなあ…・。四半世紀も作り続けている私ですら、ギャフンと戸惑う難しい温度。予測付かない温度差でした。

 雪が降ることすら、予測つかなかったのですも。

 まあ、「やばいかも」と思ったら、中種に回すに限るわ。

 うちの冷蔵庫、ただ今「中種」(元・パン生地)で満員御礼です。

 ああ、たくさんパン作らなきゃ…・。