これ何か分かりまっか?
切り分けて焼く前の「ショートブレッド」の生地やで〜。
で、この型を見てみ。
ははははは!
紙製の折詰弁当箱やで〜。
サイズは11cm×18cmくらのもの。資材屋さんで安く売られている使い捨て用の弁当箱です。内側が銀紙になっているので、クッキー生地等がくっつかないのよ。
この折詰箱に、ショートブレッドの生地を入れて、ターナーなどで、上面を押し付けると、とてもキレイな形に均等に収まる。これにふたをかぶせて冷蔵庫に入れて冷やし固めるわけよ。(弁当箱だから蓋も付いているわ)。
で、取り出して、逆さまにしてポンと叩くと生地が台の上にでてくるという寸法。生地に定規を当てて、均等に長方形に切る、フォークで穴をあける、焼く、という寸法。
紙製とはいえ、しっかりしているので、中だけきれいに拭けば、壊れるまで何度でも使えるわよ。意外に長持ち。
きちんと長方形に成形したい焼き菓子生地って、けっこう多いわ。もちろん、ちゃんとした製品の型を使ってもいいんですけどね。私もいろいろたくさん持っていますし。
でも、ホンマ言うと、実はこのようなチャチなものが、一番使い勝手がいいのよ。入れやすい、抜きやすい、買うときゃ安い、洗うの面倒な時にゃ捨てればいいし、折りたたまれているので収納も場所を取らない。
ともかく、使えるものは何でも使うわよ、わたくし。見た目はビンボ臭くても、使い勝手のいいものはたくさん存在するわ。安いので、ぜひマネしてみて。
一応、防水なので、レアチーズケーキやムースを固める型にだって使えるのよ。水羊羹だって、寒天だって大丈夫だよ。
以前のレシピを引っ張り出して、ホットビスケットを披露したら、今、教室の人たちみんなホットビスケットづくりにはまっているわ。美味しいし簡単ですもの。試食させておいてよかったわ…。
あれは、寒い日ではなく、暖かい日に作ると、下げ発酵の膨張が早くてラクよ。寒い日なら、ちゃーんと長い時間、発酵させてね。
気温の上下が例年になく激しいわ。昨日の発酵時間と、今日と、明日は、全部違う状態。ブログでリアルタイムにのせても、翌日には違う時間になているわ。
今日は温かかったけれど、明日からまた寒くなる予報だね。こんなときには五官全開フル活用。
感覚が鍛えられて、ちょうどいいわ〜。