本日、朝のブログ更新時には、白かった味噌玉のコウジカビが、昼過ぎには熟して全体が黄色くなりました。
先の写真と見比べてみてください。
こうなると、盛んに熱を発し始めます。
この発熱を放置しておいちゃいけないのです。寒い時期なら、寝返りさせて、寒い場所にさらしておけばいいのですが…。
只今の室温、22度。湿度は、72%。小雨がシトシト降るドヨヨーンとしたお天気です。風は、ほとんどありません。
寝返り程度で熱が下がるほどの気温(季節・環境)ではありません。
味噌玉を二つ、三つに割って、すのこに広げて、熱を放散させるようにしました。
これ、熱さましの奥の手です。割って広げた段階から、かなり熱が下がり始めました。
味噌玉は、「さぶ寝」がいいんです。温かくするよりも、寒い方がいいんです。
蒸し大豆の味噌玉は、納豆菌などにとりつかれようものならば、ものすごい高温を発熱します。インフルエンザの熱くらい「うそっ!?」と思うほどの、高熱になります。
そうなっちゃ、麹菌ではなく、納豆菌の天下取りになりますね。大豆はネロネロになって、糸を引き始める。二度と、コウジカビの世界には戻らない。
わたしゃ、昔、何度「納豆味噌玉」にしたことか…。
コウジカビを育てる3,4日間は、一日たりとも気を抜けません。外出する予定は、絶対に入れません。せいぜい、買い物に出るくらいのものです。
さて、そろそろ、パン生地も一次発酵が完了する時間ですな。
家中のあちらこちらで、小さな生き物たちが、活発に息づいています。