先に更新した画面「もち米麹」は、制作途上のものでしたが、こちらは麹活用法の出来上がり画像。
左;イカの塩辛の麹漬け
中:漬かり過ぎた糠漬けの甘酒漬け
右;イワシの塩漬けを甘酒漬けにした和風アンテョビ
まず、イカの麹漬けは、一般的で、どなたにもおなじみのものでしょう。これは、イカの塩辛に麹を加えるだけですから、いとも簡単です。
真ん中のひね漬け(長く漬かった糠漬け)からの転用は、常日頃のだらしなさから生まれたアイディアです。
毎日、手入れをしなければいけない糠床を数日間も放っておく…など、お手のものです。
すっぱ過ぎて、しょっぱすぎる糠漬けを刻み、甘酒に付け込むだけで、美味しく漬かった三五八漬けか、べったら漬けのような味に変わるのです。
甘酒が適度に塩気や酸味を吸って和らげてくれます。これで、安心して、糠床を放っておけますでしょ。
右側のイワシの塩漬けは、半年以上も前に漬けたものです。長期保存用なので、かなり塩気がきついのです。
オリーブオイルに漬け込んでもいいのですが、油ギトギトは、嫌いなのです。そこで、保存性と塩気抜きのために、甘酒に漬け込んでいるのです。
ほどよく塩気が和らいで、円やかな甘みが出たものは、ご飯のお供にもぴったりです。
うちの冷蔵庫の中には○年モノ…なんぞという、ビンテージものまで眠っています。(これ、最高に美味しいんですよ)。
カクテルみたいな飲み物や、可愛いスィーツにするものもあるのですが、先ずは、呑みすけの本領発揮で、酒やご飯に合うもののご紹介でした。
美味しいから、やってみなはれ。市販品を使っても、できちゃいますから。