不敵の鬼笑い

 柿を干そうとしたら、柿ちゃんたちに、思い切り睨みつけられました〜。まるで、歌舞伎役者だねえ。

 最近、歌舞伎にハマっているのよ。と言っても、テレビで見るだけですが。いつか、本物を生で観れる身分になりたいなあー。

 あれって、パンクでロックだぜ!最高にカッコイイ。特に、謡いのバーサンたちの声がいい。声量がすごいね。

 下手なパンク兄ちゃんのライブなんかで聴くよりも、よっぽど、ド迫力あるもんね。バックバンドが、こりゃまた最高。あのパンキッシュなカッティング奏法。

 ステージ上で演じるパフォーマーたちが、こりゃまたまた、アナーキーでイカレてて素敵!格闘技の流血線を観戦するのと同じくらい、興奮しちゃうぜ。

 前振りが、無関係な話になりました。

 本日より、豆味噌の味噌玉で、コウジカビちゃんたちのリフレッシュメントに入ります。

 これ、今シーズンの豆味噌仕込み開始前の大事な作業。(まだ、ちょっと、気温が高いけど。みんなは、まだ、やらないですね。完全に寒くなってからのほうがいいですよ。マネしちゃダメだよ。)

 豆味噌をパン作りに使うと、大豆のたんぱく質のおかげで、オーブンレンジ使用の場合でも、焼き色が豊かに着きやすくなります。

 現在は、オーブンレンジ使用の人が、とても多いのです。でも、あまりにも火力に劣りすぎますね。温度の高低ではないのです。
 火加熱の持つ火のエネルギーが、まったく無いのです。ガスオーブンとは違い、オーブンレンジのパンは、気の毒なくらい貧相なお顔のパンになります。

 どんなに、生地作りで頑張っても、最終仕上げの焼成で、思うがままにならないのは、とても残念で可哀そうです。この現実の問題を何とかしなければ。

 ということで、豆味噌を酵母パン作りの陰役者として暗躍させるために、今年も来年のための豆味噌仕込みに入るのです。教室に来る人たちも、今は、ほとんどが電化のオーブンレンジだもんなあ…。

 酵母パン教室なのに、今年も豆味噌仕込みですよ。来年のためにね。

 来年の話をすると、鬼が笑うといいます。鬼笑いの豆味噌、今年も寒くなったら、教室のみんなとやるために、今から、子種のリフレッシュメント開始。