先日は、鮭の白子でしたが、本日はご婦人のほう、筋子ちゃんです。
イクラの醤油漬けからの転用料理。「紅葉焼き」です。
今の季節にピッタリな料理ですね〜♪いえ、まだ、少し早いのかな?
今回は、刺身用の鮭を使いましたが、新鮮な切り身の魚介なら何でもOKです。
あまり強い火通しをしないので、刺身用のもののほうがいいですね。もし、刺身用のものでなければ、もう少し長めの時間焼いて、芯まで熱を通してください。
イクラの醤油漬けにほんの少しの卵黄をまぜまぜして、魚の切り身にのっけて焼くだけです。これ、200度で6、7分ほどの焼き加減。刺身用のものでない場合なら、10分くらい焼くほうがいいです。
加熱されたイクラの醤油漬けのねっとりまとわりつく食感が、とてもおもしろい焼きものです。
マダラやヒラメなどの白身魚を使うと、もっとキレイな表情になります。(刺身用サーモンが安かったので使ってしまっただけなのよ)。
エビ、ホタテ、サーモンなどの薄切りを重ね、ミルフィーユ仕立てにすると、飲み会でも使える華やかなグリル料理になります。
(…って、なぬ〜?今週の教室で、それを作っておけってかい?クリスマス宴会には、まだ、ちょいと早いんじゃないの?)
飾り方、仕立て方で、和風にも洋風にも、よそいつけることができます。
白子と違い、イクラの方は値が張るので、家計にはあまり喜ばしくない料理なのではございますが…。
まあ、季節のものとて。
ときたま、ほんの少しの贅沢をば…・。
(作り置きしたイクラの醤油漬けの日持ちが不安になった時にも活用してくださいね。たとえば、トーストにのっけて焼くと、「イクラちゃんトースト」です。簡単で美味しいよ。サザエさんにのっけて焼くと、磯野家焼きなんだわ。)
ということで。
イクラの醤油漬け、生食でいただくだけではなく、ちょいとおすましした焼きもの料理にも、お試しくださいませ〜。