パテ・ド・カンパーニュに関して

 えろ、すんまへんが、編集者との業務連絡に使わせていただきます。許してね。

 A子ちゃんへ。

 写真奥・右手が、浸けこんでいる最中のパテ(チキンレバーと豚肉)です。左側が、私の食いかけの出来上がりのもの。

 トーストしたパンや、クラッカーなどに、スプレッドやバターの感覚で塗っていただきます。

 パテの上には、「粒マスタード」と「キュウリなどのピクルス薄切りを2,3枚」のせるのが普通です。(いうなれば、日本で言う薬味みたいなもんですわな。これは、そちらでご用意なさってくださいませ。)

 撮影の現場状況が分からないので、大中小の器でも、ご用意しておきます。一番小さいのは、直径8cm高さ4cmです。

 本日、漬け込んでおいたので、明日には焼けて、あさって以降から食べ始めることができます。教室の分と一緒に、そちらの分も作り足しておきます。

 お味はレバーペーストを思い浮かべてくださればいいでしょう。とても、美味しいものです。教室のみんなも大好きです。

 パンに塗る以外では、ワンプレートディッシュ料理の一品として、野菜サラダなどと共に盛りつけます。

 手元に食パンの作り置きしかなかったので、画像ではそれを使いましたが、カンパーニュやバゲッドなどのフランスパン系の方が、ムード出ると思います。

 一応、パン・ペイザン(ライ麦粉と全粒粉の混じっているフランスパン)を今、仕込み中です。細いものと太いものを作っておくつもりですが、急ごしらえなので、うまくいくかどうか?うまくいったら、渡せますが…。

 酒のお供としては、前菜(オードブル)として出す料理です。で、料理というよりは、スプレッド(塗るもの)なので、「塗られる母体(?)」が、必ず必要になります。それが、たいがいは、パンであったり、クラッカーであったり、なのです。

 ビストロくらいの大衆レベルの食べ物なので、「レストラン」的な高級な食事では、出されないものです。(つまり、おしゃれでハイカラなテーブルには出さないものです)。なにせ、「田舎パテ」という名前なんですから。

 ちなみに、パン・ペイザンは「農夫のパン」で、実にパテ・ド・カンパーニュと良く合うパンです。

 以上のことを踏まえて、撮影をセッティングしてください。