なで肩プルマン

 秋口恒例、十八番のしくじりをやらかしたので、忙しさにもメゲずに迷わずアップすることにしました。

 なで肩のブルマンブレッド(パン・ド・ミ)です。

 低温長時間のオーバーナイト生地は、保温生地よりも(同じ水分量でも)格段に締まった状態で発酵します。

 発酵完了しても弾力が強いままなんですよね。

 翌朝に保温して温度を与えても、締まり強い弾力はなかなかほどけません。ベンチタイムを長めに与えても、締まり生地は根強く強情っ張りです。(こちらが根負け)。

 このような生地をプルマン成形して二次発酵をかけると、生地山トップは十分に伸びて焼成可能な高さまでいくのですが、焼成後に蓋を開けてガックリ。両肩が、白焼け。肩の部分だけケースに届いていない失敗が起きます。

 この時期によくやる失敗なので、かなり警戒して生地山トップ100%まで、二次発酵を待って焼成しました。(普通は生地山トップ80%で焼成)。

 それでもやはり、両肩は伸びないままの白焼けをまたやらかしてしまいました。

 生地の締まりを考慮して、オーバーナイトのプルマン生地は、水分多めにするほうがよいようです。

 副材料(砂糖、粉乳、バター)を多めに配合して、オーバーナイトによる締まりを警戒したのですが、やはり案の定の惨敗。

 まあ、シーズン初のプルマンなので、軽いジョブってことで…。型から抜いたら、二山の継ぎ目がポロンと割れて、切る手間なしで内相丸見え。うん、クラムは悪くはないですよ。(写真左側、暗くて内相のきめ細かさは写っていませんけど)。

 この時期、オーバーナイトでプルマン失敗しちゃう方は、水分多めを心がけて、両肩部分の伸びの悪さを牽制してくださいませ〜。(次は73%加水でやってみます)。

 あさって、また、作り直しますが、これ、今週の教室パンのアイテムです。初参加の方がおられるので、オーソドックスな基本パンにしようと思っています。

撮影準備でございます

  しとしと雨降り。秋らしい静かな雨です。

 本日はドタバタと明日の撮影準備でございます。画像アップとかは、無理な1日になるかも。

 今週のパンの「プルマンブレッド」を(オーバーナイト生地を)発酵させている最中です。昼ころには焼きあげる予定なのですが。(写真、撮れるといいけど。結構、薄暗いですわ。無理かもなあ…。)

 そろそろ、新しい性能の良いデジカメが欲しくなっているあたくしですのよ。

 買った時には画期的な画素数で、ウヒヒヒヒ♪のカメラだったのに。今じゃ、生徒みんなのカメラよりも、格段に性能が低く、画素数も低い地位に低下してしまった。

 最近のカメラって、手ブレ防止機能まで付いているんだねえ。いいなあ。その上、薄暗くても、ちゃんとピント合って写っているもんなあ。うらやましいなあ。

 今のカメラじゃ夕方とか撮れないので、肝心要の出来上がった料理の撮影ができないことが悩みの種。(ライティング嫌いだし。)雨で薄暗い日もダメだし。

 悔しいなあ…・。新しいカメラ、買おうかなあ…。