黒米のお餅フォンデュー

 ということで、やっと本日のメインテーマの「お餅フォンデュー」です。(先の画面は、前振りね)。

 醤油仕立てのラーメンスープに、お餅とチーズを入れて一煮すると、お汁は味噌汁のように濁ってきます。溶けたチーズからは、脂が滲み出はじめて…。

 はい、この瞬間が食べ時ね。もみ海苔をたっぷり振りかけて、汁ごとチーズ餅をハフハフいただきます。ふーふーしてね、熱いから。はい、アーンして!

 アーン!

 チーズの糸が、ぴろーんと口から伸びるので、人差し指をクルクルさせながら食べましょう。

 木のレンゲの先にのった紫色のお餅が見えますでしょうか。チーズや海苔に隠れちゃって、見えにくくなったかな。

 ラーメンスープが、文句なくウマい!

 化学調味料を使わずに作るラーメンスープは、やーらしいもたれ感がないので、いくらでもスルスル入っちゃうんですよ。

 スープづくりに、一番、時間も手間もゼニもかかっているんだから、お汁も残さず飲み干しましょう。

 うちの飲み会の冬の定番の一品「黒米のお餅フォンデュー」でした。

黒いちじくのジャム

 色だしのために黒いちじくの皮も丸ごと使って、スダチの搾り汁を赤色の発色のため、しこたま入れて。

 まっかっかのか〜のレッドっド〜♪のコンフィにしちゃいました。

 奥の方にちらりと見えるのは、洋ナシと黒イチジクのコンフィです。こちらの方は、色薄し。お味も優しいナシ風味。

 ペストリーに似合うかな〜?

 今週は、少々お疲れモードで、なにかに、自分を元気づけようと、あれやこれやでした。

 かわいい形の靴も買ったし(バレーシューズみたいな黒い皮靴)。髪の毛も短く切ってきたし(ワカメちゃんのおかっぱ頭)。

 我が家の陰の大ヒット料理「お餅フォンデュー」のために黒米のお餅も作ったし(紫色のお餅だよん)。

 このお餅フォンデューは、和洋中折衷のハチャメチャ料理で、見た目は「ギョエッ!?」なんだけれど、すごく美味しいのよ。

 まず、トリガラや豚肉ブロックなどをダシにして、ラーメンスープを作るの(醤油味)。そして、黒米のお餅を作る。
 ラーメンスープを沸かして、モチを入れて煮たら、上からフォンデューのチーズをドバッとのせて煮溶かすの。とけたチーズの上に素焼き海苔を山盛りぶっかけたら「いただきまーす!」。

 ラーメンスープが、味の決めてなんですが、スープに負けない強さの餅が必要なので、やはり黒米のお餅も決めてだな。

 市販のラーメンスープと、普通の白い餅で作ると、あまりパッとしないんだよね。

 やはり、自家製スープと、黒米餅だぜ!

 お餅フォンデューの最古最大ファンは、糟糠の古編集者サイトーさん。ともかく彼は、うちのお餅フォンデュー愛の奴隷。

 忘れられなくて、マネして自分ちでも作ったらしいのだけれど、「ひろこさんのみたいには、美味しくできなかった」んですって。

 そーだろ、そーだろ。お餅フォンデューは、ひろこちゃんの十八番なんだからさ。あーたのラーメンスープなんざあー36番くらいざんしょ。

 ということで、明日の教室でもお披露目できるように準備中。

 一生懸命、何か作ると、元気でるもんね〜♪