ラーメンスープ総集編

 本日、堂々の5回目の更新!

 ここまでやると、馬鹿や阿呆を通り越し、もはや超人だ。

 ラーメンスープ作って、ラーメン試食しなきゃ、シャレにもならんけえ…と思いましてのう。

 冷凍庫に保存しておいた広島土産の尾道ラーメンの麺だけを取り出し、試食いたしましたわ。(西山の麺、切らしておったんじゃ)。

 おおーっ、ん〜まいっ。相変わらず、醤油の使い方が上品じゃのう〜。(自分で褒めてどーする。んでもって、広島弁になってどーする)。

 スープだけ飲んだ時には、バッチリの味付けだったが、麺を入れると、少し塩気が足りなかったかな?あと、もうほんの少し、塩味を強めたい感じ。

 塩で締めよか、白醤油で丸め込もうか?

 まあ、こんなことマジに考え込むのも、手作りの楽しさのうちだべ。

 少しのネギと、素焼き海苔一つまみだけの、シンプルなトッピングでいただきました。(いろいろのせちゃうと、スープの味や香りがわからなくなるのでね)。

 若干の修正を加えなければなりませんが、大変おいしゅうございました。

 ごちそうさまでございますです、はい。合掌。

ラーメンスープ顛末記

 朝から昼までの間に、一日に4回も「ラーメンスープ」の画面を更新するアホな酵母パン教室なんて、世界中探しても、ウチしかないよっ!

 さて。まあ、一応、パン教室なんだよな。

 見よ!

 美味しいラーメンスープになってくれた400gのブロック豚お肉ちゃんのなれの果て。

 この変わり果てた姿を見てやっておくんなせー。

 椎茸、人参、キャベツ、長ねぎ、玉ねぎ、白菜キムチ、ニンニク、ショウガなどと共に、ごま油でジュージュー炒められ、醤油とみりんで味付けされて…。

 これが冷めたら、みじん切りの豚肉(しゃぶしゃぶ用の肩ロース肉)と共に、ぐちょぐちょされて、肉まんの具になってしまうのですぞー!

 ブタとして生まれ、肉として殺され、スープとして煮込まれ、最後は肉まんになって食われる。輪廻転生を繰り返すブタとしての哲学。

 ここまで使いこまれると、ブタの人生も本望なのではないでしょうか。合掌。

 ということで「今週のパン」は生徒のご要望どおり「肉まん」です。

 あー、前振りが長かった…。画面4枚も、更新4回も、前振りしちゃった。

 ところで、私の人生って何?

ラーメンスープの味付け

 第三回目の画面。ここから、味付けに入ります。

 2時間近い下煮を済ませたら、ザルで汁を濾して、スープと具に分けます(画像)。ショウガや長ねぎなどの薬味は、ここで取り除きます。

 柔らかく煮えあがった肉は、他の料理に転用するので大事にとっておきます。(捨てちゃダメだよ。軽く味付けされているので、このゆで肉をカラシ醤油で食べても美味しいんですから。)

 淡い下味のついたスープに、今度は、しっかりとした上味をつける段階です。

醤油大さじ3〜4、みりん大さじ1、ナンプラー適量、塩コショウ(粟国の塩と白コショウ)適量

 スープを弱火で再び加熱しながら、上記の調味料を何度かに分けて慎重に混ぜ加えて味を整えます。

 味がバッチリ決まった段階で、火を止めます。完成。一丁上がりっ!

 で、画面は第一回目の「ラーメンスープ完成」図に戻るわけよ。

 今回のスープ副産物の「ゆで肉」は、今週のパン「肉まん」の具の一部になるんです。

 薄切り豚肉を細かく刻んだものと、大まかにほぐした「ゆで豚」、ニンジン、シイタケ、白菜、長ねぎなどを肉まんの具として調味します。

 肉まんのパン生地は、只今、一次発酵中。

 仕込み時間が遅れてしまったので(ラーメンスープのせいだ!)、できあがりは夕方すぎるかな?写真撮れるかな?わからんな…。

ラーメンスープの下煮

 さて、これが最初の下煮を済ませたスープ。

干し椎茸と昆布を一晩浸け込んでおいた水3ℓ、日本酒100cc、豚肉の塊400gほど、骨つきのトリ肉400gほど、粟国の塩大さじ1、薬味として長ねぎ20cm、生姜スライス適量

 上記の材料を20cmくらいの寸胴鍋に入れて火にかけて煮始めます。最初のうちは、アクが上がってくるので、取り除きます。

 沸騰したら、弱火にして、コトコト1時間ほど煮ます。

 (1時間後)この段階(画像)で、スープの底味となる調味料を投入します。

みりん、醤油、オイスターソース、ごま油を各小さじ1、紹興酒、ナンプラーを各大さじ1、白コショウ小さじ2分の1

 そして、また、コトコト30分(以上)ほど煮ます。

 はい、これで、スープの底味の骨格となる淡い味付けが済みました。

 ここまでが、下煮です。

 さあ、お次の画面、いくわよ〜♪

ラーメンスープ完成

 へーい、まいどっ!

 まんずは、ラーメン処「ひろりん亭」のラーメンスープ完成画像からでっせ。

 朝から2時間かかって、今、完成でいっ。へい、一丁あがり!

 教室で出した「お餅フォンデュー」のラーメンスープが好評で、作り方を知りたいとの連絡が入ったので…。

 画像混じり、レシピ混じりで、本日は連続更新でお送りいたします。3画面だよ。

 教室では、黒米餅、チーズ、素焼き海苔で、和風フォンデューにして出したけれど、本来、ラーメンを食べるために作っているスープなので、当然ラーメンでも美味しいですよ。北海道・西山ラーメンの麺が一番好きだなー、大好きだよ。小麦粉の香りの生かし方が天下一品!

 でも、西山スープの方のお味は、私の口には、ちょいと合わないのね。(塩気がとがっているような気がするね)。化学調味料は、舌にダメ、イヤですし。

 (ということで、実は大好きな西山の麺に合わせて作っている自家製ラーメンスープなんです。)

 そてはさておき。

 もち米の新米が出たら、また、和風お餅フォンデューやろうね〜!みんな、大喜びで、大好きみたいだったから。

 はい、お次の画面行くわよ〜♪