菜の花、ニンジン、玉ねぎ、ごぼう、紫カブ、トマト、レンコン、ゆで卵…。春よ来い。賑やかな野菜畑みたいなフォカッチャを作ってみました。
春は卵も美味しい季節です。手作りのマヨネーズ、味付けは自分の好み次第。マヨネーズ好きなので、フォカッチャにも、ところどころにトッピングして焼きあげてみました。
美味しい地元農家の野菜や卵を焦がしたくなかったので、ソフトモードの下火だけで焼成しました。(下火だけですと、トッピング素材がきれいに仕上がります。普通に焼成すると、トッピングの野菜が黒く焦げちゃうよ。)
野菜の淡白な旨味を生かすため、通常のフォカッチャ生地(ハード系)ではなく、山形食パンの生地配合にしました。
パン生地よりも、多種多様な野菜の下ごしらえのほうに手がかかります。ゴボウは笹がきにして、粉をまぶしてから揚げ。ゴボウチップにしてたくさん詰め込みました。
焼成時に、膨張したパン生地が野菜をはねのけないように、生地にハサミでたくさんクープを入れて、その中に下ごしらえした野菜をわんさか詰め込みます。
黒オリーブの輪切りをのせて、ハーブソルトを軽くふりかけ、オリーブオイルをトッピングにタラリと一回しかけて、焼成スタート。下火だけなので、比較的高温でも大丈夫ですよ。
色とりどりの野菜のトッピング作業が、春めいた気分にしてくれて、とても楽しいパンづくりです。
今週のパンです。