ジャーン!!(ジャーンって、何が?)
四半世紀来、長年の憧れだった「自分の作った醤油で、おせち料理のお煮しめを炊きたい」という野望をついに果たしました。(小市民的願望だな)。
一応、それなりに美味しく炊きあがったようです。(自画自賛かも)。
白いものは白く、赤いものは赤く、黒いものは黒く、青いものは青く、炊く。
これが、我が母の「煮物」美意識でした。(ところで、あのお方は、美意識なんてお持ちでしたっけ?)
一個一個の素材を別々に炊きあげ、最後の最後にひとつにまとめ、全部の味をほのかに融合させ、全体をまじませる。ふむふむ、なるほど…。
たまりと白醤油を組み合わせながら、なんとか、「お煮しめ」らしき味に仕上げました。
台所のシンクは洗い物の山、お重箱詰めは、このあとです。この画面は、激戦区最前線の台所からの、現場中継です。(煮しめたような台拭きや、三河三州みりんまで写っているではないか!)。
お煮物の味をなじませた後が、本当の試作結果報告になります。ですから、これは、途中報告。
今年のなますは、紅白なますではなく、ひじきや、土ショウガや、キュウリを入れた五色なますにしました。
伊達巻きも、いつもとは違って、す巻きの出汁巻き卵風の配合にしてみました。
昆布巻きは、春(2,3月)採取の早採り真昆布を使ってみました。これは、薄くて幅が狭い若い昆布です。私好みの(函館)白口浜のものを北海道から送ってもらいました。
早採り昆布は、いうなれば「早煮昆布」です。今年の昆布巻きは、さらっと浅煮で仕上げたかったからです。その分、中の具の身欠きニシンは、前もって甘辛く炊きあげておきます。
白口浜の昆布は、貝の出汁のような味の出汁が出て、だし汁も、ほんの少し白濁します。まったり、とろ〜りとした、ふくよかな昆布だしの味なのです。羅臼昆布など、有名どころの昆布よりも、ずっと美味しいと思う。
と、申したら、昆布屋ができそうなくらい、山ほど函館の昆布が送られてきたんだわ。(どーすんの?こんなに…・。)
さて、呑気にパソコンの前などに座っている場合ではない。早く、重箱詰めせねば!
本日は、1年に一度、待ちに待っていたダイナマイト!格闘技の試合番組の日であるぞー!!
おうおう、我が愛しの元・Uのメンツが、勢ぞろいではないか〜〜〜。サクでしょ、タムでしょ、…。
大晦日のお楽しみは、おせち作りなんかじゃなくてね、ホントは、格闘技なんだー。