立川ルミネ店、本日で閉店

 いやはや、潤ちゃん、マー君、純子、みか、お疲れ様でした〜!立川ルミネ店は本日にて終了。今夜、撤収作業です。みんな、明日くらいは、ゆっくりと、ほっとしていられますように。心静に休息できますように。
 昨日、店へ行って、潤ちゃんや純子の顔を久々に見た。まだ営業中だったので、一言二言の短い言葉しか交わせなかったけれど、とりあえず元気そうでよかった。
 中期的な催事で最初は1月までの契約だったけれど、うまくいきそうなら、その後も続行…という話だったけれど、結局は契約どおり、今月一杯で撤収を決めたようだった。潤ちゃんは池袋の店の開店と営業の件もあって、いろいろ大変になっていたようだったし。みんな、本当にお疲れ様でした。(正直言って、私もほっとした)。

 マー君や純子やみかは、今後、次の仕事探しに忙しくなるんでしょうね。私は何の役にも立てないけれど、みんなしっかりしているから、何とかうまく進んでいくと信じています。ガンバレ。(でも、その前に、ちょっと少し、休んでほしいけど)。

 今夜の撤収作業、大変だろうなあ…。心配だなあ…。今はもう、私なんかが行っても、何の手伝いにもなれないでしょうしねえ…。ガンバレ。あと、もう一息だね。

 無力ながら、祈るのみ。

やはり飲食店としての営業許可を取得するしか方策ないみたい

 ライ麦パンに自然発生した豆麹カビ菌を大豆で増殖させてみたところ…。むむむむむ。いつもと若干違う出芽形態。先ず、毛足がいつものものより長め、そして、色も灰色がかっている…。麹菌とともに不要な菌が混じっていたのか?どうなっていくのだろうか?ともかく、このまま育て上げてみよう。ちゃんとウグイス色の豆麹になってくれるのだろうか?(まあ、実験と経験ということで…。)

 昨日は保健所に行って、いろいろ話を聞いて、タダでいただけるパンフレットやら書面やらをもらってきました。先日、電話で話してくれたオジサンではなく、窓口の若いオネーサンが相手してくれました。
 お話は原則論の基本的なもので事務的、棒読み口調。正直言って、何一つ新しい伸展になるような話は聞くことが出来ずじまい。(以前に店をやっていたので、食品衛生の基礎的な営業許可条項などはすでに知っていた。そして、それ以上の話は何もしてくれなかった。電話のオジサンのほうが、ずっといろいろ教えてくれた)。
 やはり、発酵食という切り口で方策を探ると、私が意図しているコンセプトとは違う方向になってしまうみたいです。私が作る全ての発酵食の「製造販売」許可を取るのは限りなく不可能に近いです。部屋が10戸くらいある店舗じゃなきゃ無理。そんな場所あるわけないし、もし、あったとしても借りれるわけない。
 本当は作ることに専念できる「製造」の営業許可の方策をさぐりたかったのですが、あまりにも身分不相応の超高層ハードルであることを悟りました。
 打開策として、やはり…。ごく当たり前の「飲食店」営業許可の方法で考えていくしかないみたいです。(案の定、やはり…の気分。別に落ち込んだわけではありません)。まあ、それならそれで前向きに検討するか…といった気分。(でも、接客業って、ホントは苦手なんだよなあ…。嫌いな客とはすぐケンカしちゃうし)。
 でも、まあ、表向きは小さなレストランなりカフェなりの形態にするしかないなあ。その営業店の一般調理の一環として、(飲食店の範疇で)作りたいものを作り、身の丈の少量をテイクアウトみたいな形でしょぼく(半ばコソコソと)売るしかないのだろうなあ…。例えば食品販売みたいな営業許可では、作ること(調理)しちゃいけないですし。「製造業」としての許可が困難なら製造業とみなされない程度の調理方策しかないです。
 さーて…と。資金作りと店舗計画に、これから真剣に立ち向かわなければ。自慢じゃないが、手持ちの開業資金は今現在0円だ。貯金なんか、すでに、とーっくに食いつぶしてしまっているもんね。開業資金ができるのなんて、ずいぶん先になるだろうな。「製造」となると、場所の立地条件や営業所の見た目など構わないんだけどね。でも、「飲食店の接客商売」となると、立地条件や場所や店構えが重要課題になってしまう。作る時間よりもお客さんに振り回される時間のほうが、ずっと多くなる。これは経験上、痛いほど知っている。覚悟の上ですが…。
 作ったものをネット販売するにしても、食べ物ならば何某かの営業許可が必要だもんなあ。服だの雑貨だのとは違うから。
 モンモンと一人で考え込んでいる本日でございます。

 

本日もプータロー

 このブログへの昨日のアクセス数、普段の3倍に増えている。きっと、どなたかが宣伝してくださったのでありましょう。どなかはは存じ上げませんが、どうもありがとうございます。見知らぬ方が、どこかで応援してくださっているのだと思うと、わたくしも褌引き締めて生きなければと、何だか勇気がわいてきます。(褌引き締めて勇気というのもなんですが…。)感謝。また、元・京極にお住まいだった札幌の朋さん、拙著のご愛読とコメント、どうもありがとうございます。
 と、ここまではマジメに書いたのだが、本日もプータローでございます。懸案中のホームページの立ち上げは、なななんと、みきの兄ちゃんのまさともさんが助けてくださるという吉報が舞い込んだ昨日です。助かった!アダプタとコンセントの区別すらつかないアホはアホなりに、救いの手というものが差し出される展開になっているようだ。
 昨日は立川保健所(国分寺市も管轄)に電話をかけて、発酵食品の製造販売許可の条項に関して問い合わせてみた。全ての許可条件を知った上で、設備展開の足がかりを組み立てようと思ったので。先ず、ものを知るには右からだ。何も知らずに闇雲に販売方法や店舗を探しても無駄が生じるからね。(以前に店をやっていたので、大概の常識的な条項はすでに知っていたけれど)。初めて知ったのは、発酵食品という枠でくくって話をすすめると、化学調味料の製造販売も「発酵食品」に該当するということです。で、これは私の自然発酵品とは違い、言うなれば化学なので、メチャクチャ難しい話になってしまう。(ああ、ずっと落第点ばかり取っていたあの大嫌いな化学)。
 しかし、いろいろと話しているうちに、なんとなく理解してもらえてた。やけに親切丁寧に、こちらに該当するような内容の話を教えてくださった。例えば、自然発酵種のパンの製造販売許可と、自然発酵豆麹味噌の製造販売許可の条件は違うこと、また、不特定多数に販売するには許可が必要だが、友人知人など知っている間どうしでの金銭を介して分けるのは業とみなさず、販売許可を要しないレベル等の話であることなど。保健所の窓口に頼めば、基礎的なことが掻かれているリーフレットなどの書面がいろいろ無料で入手できるそうです。本日、(お天気もいいし、プーで時間があるので)早速、立川保健所に行って、何かにと参考になりそうな書面をいただいてこようと思っているわけです。(ついでに、明日で修了する立川ルミネの店にも立ち寄るつもり。今日は純子もいるし。みかは昨日でお店終わり。みかちゃん、ご苦労様でした。長いこと、お世話になって、本当にどうもありがとう!次の職探し、大変でしょうけれど頑張って!このあと、直接メール送るからね。)以前の店は喫茶店だったから、ある意味、営業許可条項も分かりやすいものだったけれど、今回の主軸コンセプトは自然発酵の食品群。アイテムによって、全部条件も許可条項も変わる複雑な内容になってしまうのです。一人の頭(しかも、クルミのようなサイズの脳みそ)でウジウジ考え込んでいると、どんどん泥沼気分になっていく。この際、保健所のプロに、ぶっちゃけて全部相談し、解決方針を指南してもらうのが、一番前向きな第一歩めの手がかり足がかりだと思った。手がかり足がかりがなければ、前にも進みようないし、具体的な動きも開始できないですからねえ…。必要最低限の設備条件を知らなければ、場所探しすらできないし。
 それに、私自身が、そのような具体的なことを知っておくほうが、生徒のためにもなるしね。(うちの生徒は今まで皆、仕事に役立てたい考えて、うちの教室に通ってきていた。いうなれば、花嫁修業や趣味程度の感覚で来ていた人間は一人もいなかった。そういう感覚で入会した人は全然続かずに、すぐに教室をやめていった。残った生徒は皆、クソマジメでクソホンキの人間ばかりだった。小規模ながらも我が教室が私の最大の自慢の種は、私のやっている内容なのではなく、うちのホンキのマジメ・マニアックな生徒たちだった。みんな20代30代の若さなのに、本当にえらかった!えらくないのは私だけ。エーン、みんなと会いたいよ〜寂しいよ〜遊びに来やがれ〜!)
 ということで、私は本日、保健所に行く。立川保健所の担当者氏、なかなか親切丁寧なイイカンジのオジサンだった(電話の範囲での感触だがね)。
 ちなみに、食品の製造販売許可条件は都道府県によって違いがあるので、東京以外にお住まいの方は、その地域管轄の保健所に相談しなきゃダメよ。例えば、埼玉で何かをやりたいのなら、埼玉の保健所です。東京住まいの人が、千葉とか埼玉で店を開くなんて場合もあるでしょ。そのような場合は、その地域の保健所に相談しましょう。例えばパン(これは焼き菓子に区分される)などは、電車で1時間しかかからない埼玉と東京とですら、もう違うからね。東京の保健所の言うとおりにしたら、現場の埼玉で通用しなかった話もありますからね。
 まあ、いろいろな報告はまた後ほど…。(みなさまのお陰で、かなり前向きな気持ちになれた弘子です。感謝)。

ホームページの立ち上げを本気で考え込んでいる

 今後、数日間教室への予約なし。ということで、幸か不幸か(幸なわけ、ねーだろ)プータローだ。
 このプーの空白を有効利用して、なんとか教室案内のHPを立ち上げねば…と、本気で(つまり他力本願で)考え込んでいる。(他力本願で、どこが本気だ)。今春早々から、教室を従来どおりの会員制に戻さないことには、教室内容が全く安定しない。毎年、新サイクルの始動期間は2〜3月。2月を過渡期にして動き回り、なんとなく春にはスターティングメンバーがそこはかとなく出揃う。もちろん、その後の変換は生じるが。
 教室案内の文書は書きそろえたが、公募のための公開手段がない。もう、ミニコミなどの広告に出すにはイヤだ。(あれは、教室への問い合わせよりも、はるかに他の広告会社からの勧誘電話が多くなる。うちの雑誌にも広告を載せろという、大してありがたくもないお誘いの電話ばかりになり、断るのに苦慮する。そういった勧誘にかぎって、広告をのせても反響はほとんど無いに等しい。)ということで、かくなるうえはホームページとかいうものを開設するしかないという結論に至った。パソコンオンチの私としては四面楚歌。そして、手も足も出ないミノムシだ。
 身近な人たちはみんなアナログ派(というより、原始人に近い)で、私同様のパソコンオンチばかりだ。(私に至っては、アダプターとコンセントとケーブルの区別もつかず、ノジマ電気のパソコン修理の兄ちゃんを泣かせた前科だってある)。そんな私にホームページなど作れるのか?作れるわけないだろ。
 そーだ。この際、人狩りだ。手当たり次第に泣きついて、助けを求めてみよう。それが唯一のHP開設手段である!(アホ)。支払う金など無い。資本主義の貨幣経済から見放された生活を送っている。報酬は現物支給しかない。しなびたキャベツ2個と白菜1個半。いや、パンや味噌ならある。(wアホ)。常日頃の不摂生で鍛え上げた強靭な心身は、私に巣食った風邪バイキンをも撃退してくれた。(このフレーズは久島弘クンからの借用です)。次にやっつけるのは、HPコンプレックスだ。そーだ、誰かにやってもらおう。(こーいうのを強靭な心身というのだ)(もしくは厚顔無恥)。
 雪が降りだしそうな薄墨色の空。みなさま、お風邪などお引きになりませぬよう、ご自愛くださいまし。わたしゃ、たっぷり丸二日間もご自愛したもんねー。

結局、大風邪は土曜の夜中まで居座ってから退散しました

 木曜の夜中から猛威をふるっていた大風邪は、土曜の夜中あたりに、退散していきました。48時間の闘いであった。(みきには風邪をうつしていなかったようだ。メールが来てた。しかし、私から送ったメールはエラーが出ていて送付できない)。
 いやはや、風邪というものは、なかなか良いものです。ゴホゴホ苦しんでいる二日間、酒も飲めず煙草も吸えず、食事もせず、出かけることもせず。一日中とろとろ眠って、常日頃の睡眠不足を解消し、なんとも「健康的」かつ摂生ある養生の二日間でございました。意図せず、禁酒禁煙、プチ断食。私のような人間はときたま風邪くらいは引くべきなのです。(そうでもなきゃ摂生しないであろう)。(アホ)。
 結局、とろんのライブには行けずじまい。残念である。しかし、行っていたら、ぶり返していたでしょうな。(意外とまともに摂生していた)。
 朦朧とする頭で書評用の柴田元幸さんの「つまみぐい文学食堂」(角川書店)を読んだ。数ページ読んでは、そのまま眠り、また目覚めては読みの繰り返し。しかし、何とか土曜の夜中までに読み終えた。不思議な本だった。風邪のせいでラリった頭で読むから尚の事か?これでまともに書けるのだろうか?締め切り間近。新聞の書評コラムなのに、またぶっ飛んだことを書いてしまいそうだ。激しい咳と絶え間ないクシャミのせいで、筋トレの後みたいな筋肉痛がする。実に爽やかであるが、本の内容は混沌とした闇の中にドロドロとうずまいているだけ。やばい。

10年ぶりの大風邪だった…

 風邪なんか、酒飲んで騒いだら治る…などと、豪語したあとで悶絶。クシャミ、鼻水、咳の猛攻撃に体中の節々がズキズキ。頭は割れるように痛い。高熱。くるくる回る天井、くるくる回る回転ベッド。(ラブホテルじゃございませんよ)。起きていられなくなり、病床に身。前夜に引き続き一晩派手に苦しみました。(みきちゃんに風邪うつしていないかなあ?会った夜から症状が出たから。バイキンを移している可能性あるな。赤ちゃんにオッパイ飲ませなきゃいけないのに。ちょいと心配)。
 こんな酷い風邪、10年ぶりだな。まあ、たまにはいいか。毒だしだよ。たくさん(夜中も)がぶがぶ水ばかりを飲んでいたら、苦しさ辛さのバイキンたちは出て行ってくれたようだ。まだ、体も頭も痛いけれど。
 菌の女王の私ともあろうものが、風邪などの低級なバイキンに取り付かれるなんて。今日、教室の予約が入っていなくて助かった。この調子では生徒にも、しこたまバイキンを移してしまいそうだった。もし、うっつってしまったら、ひたすらお水をたくさん飲んで、咳もクシャミも鼻水も出せるだけ出しちゃってください。そして、温かくして布団にもぐりこみ、汗もたくさんかきます。(昨夜は2回もシャツを取り替えた)。風邪のバイキンなんか、出し切ってしまえば治るんですよ。出て行ってくれるまで、地獄の苦しみだけど。抜け出すと、やけに爽やかです。
 しかし、それにつけても、あ〜、まだ頭痛が残っておるのじゃ。(でも、気力は回復した)。

 

明日はとろんちゃんのライブだよ〜ん

 明日、午後6時半より西荻のほびっと村で、とろんのライブです。都合つけば、行ってあげてちょーだいませませ。
 と申すわたくし、昨夜よりやけにノドが痛くて寝苦しく、朝まで目が覚めていた。今朝になって、元気一杯のくしゃみ、鼻水、咳が出まくる。その上、頭と体の中がズキズキと痛くなってきた。もしかして、これって、あの有名な風邪ってやつ?あの、まともな人間のかかる風邪ってビョーキか?二日酔いってわけでもなさそうだし。メチャ調子がラッリパッパ。現実感覚がない。キーを打ち間違える。たぶん、酒飲んでライブで騒げば完治するのであろう。風邪には酒だ。

 昨日は以前在籍していた生徒のみきちゃんが、わざわざ遊びに来てくれた。何年か会わないうちに、すら〜っと痩せて、すごくキレイな大人の女性に変身していた。以前は20代前半の娘っ子だったもんなあー。プリンプリンに肉付きよくって。キャピキャピしていて。今は別人のように、しっとりと落ち着いていて、きれいになったよ。生まれた赤ちゃんは5ヶ月目。写真を見せてもらった。生んでいるところから現在までのアルバム。日を追って可愛らしくなるね。私も助産婦さん宅で産んだけど、みきちゃんもそうだった。きみちゃんは、ちゃんと胎盤も食ったんですって。(私は生肉が嫌いなので、もちろん食べなかったけど。出産後、自分の胎盤を少し食べると回復が早いのです)。「どんな味だった?」と訊ねると、「新鮮なレバ刺みたいな味。わさび醤油で食べさせてもらった」と言っていた。(ううっ。レバ刺…想像するだけでヤダー)。
 胎盤って、我が身から出たものながらも、なかなかグロテスクなシロモノなんですよ。ぐにゃぐにゃのへその緒がついていて、血が滴っている。1kくらいもある立派な内蔵の塊です。(ホルモン焼きにしたら、食べられるかも?)
 もう少し温かくなったら、他のみんなにも声がけして、派手に同窓会でもやりましょうよ…という話になった。みきちゃんも子育て戦争真っ最中で、なかなかどこへも出かけられないから、出かける理由がほしそうです。「ここ何年間、いろいろなことをやってみたけれど、やっぱり自分はパン作りを仕事にしたいと気づいた。また1からパン作りを始めます」と言っていました。
 さて、その当の我がパン教室。春が毎度の「新学期」。10年前、3月開始にしようと思って2月に募集を出したら、2月中に一期生の人たちが集まって、急きょ2月開講の運びとなった。それ以降、毎年2月になるとソワソワ落ち着かないんだよあ…。
 正規に会員制の教室レジュメも作成したし、あとはどうやって公募するか、でございます。(以前はミニコミ誌などに広告出していたけれど、今はそんな金もない)。この際、いよいよホームページでも作成してみるべえ〜か?とも思っている。しかし、そんな能力もなさそうだ。(ブログは簡単だけど、HP開設は手間取りそうです。なにせ、パソコンなど、ほとんど扱えないんだから)。
 とはいうものの、なんとか我が困窮経済をまともな状態に再建しなければ、マジにホームレスになってしまう。背に腹は換えられない。
 2月はいつも新旧の過渡期。3月〜5月が春の12アイテム、6月〜8月が夏の12アイテム、9月〜11月が秋の12アイテム、12月〜2月が冬の12アイテム。このパターンはこの10年間変わらない。2月はアスペクトの企画の原稿も書き始めなければいけない。パソコンに向かう時間も、もっと必要だ。一人でうだうだ企画を考え出すのは、楽しくも孤独な作業でございます。時間と金の捻出をいかにこのアホ頭で絞りだすかだ。

今度はライ麦パンに豆麹の菌が自生してしまった!

 豆味噌仕込みひとまず終了と思っていた矢先に、またまた酵母パンに立派な豆コウジ菌が繁殖して豆麹のカビがみごとに広がってしまった!急きょ、種採取。ライ麦パンですよ、今回は。(以前は白い粉の酵母パン)。
 しょーがないから、あともう一回、豆味噌仕込みをすることにしよう。今度はライ右パン由来の豆味噌作りであります…。(アホ)
 私がカビ生えてしまった酵母パンから豆味噌作っているなんで、一体誰が信じてくれようものを。ははははは!バイオ種業者から種買う必要なんて全くなくなってしまった。昨日来た晶文社の編集者・倉田氏も驚くやら感心するやら感嘆するやら呆れ果てるやら…。これを本にしなくて、何のための出版社か!アスペクトの副編集長のほうにも連絡を入れて、晶文社とアスペクトの原稿を書き分けるボーダーラインをやっと確保したよ〜んと伝えておいた。小渕じゃなかった小村副編集長も、わお〜っと笑って喜んでおった。(アホかもしれん)。
 これで、同時に2冊書き進めることができる。どんどんサブジェクトができていくからねえ…。昨日、倉田編集者と打ち合わせで会えたのも、よい触発になった。やっとコンセプトを明確に区分けることができた。倉田さん、脱力系だけど、なかなか切れ者でした。若い!まだ35歳。元・角川出版、書籍の編集者。2年位前に晶文社に転職したらしい。懐かしの角川の話も聞けたし。(2時きっかりに登場したので、昨日のブログも途中の尻切れトンボで急に閉めてしまったけど。なかなかパンクチャルな登場時間でございました。さすが、元・角川。)
 ということで、また本書きがちょいと忙しくなる。(よかった…。)

 話は変わるが…教室初孫誕生!1期生のみきちゃんに♀のベビー誕生。おめでとう!嬉しいよ〜。懐かしい皆の近況報告などを電話でお喋りし合った。そして、明日二人で会うことにした。懐かしいなあ…。みのりや、こずえや、昌子や、やえこや柴田弘子や、ああ、もっと、あのクラスにいたなあ・・、つよしくんも途中からいたし。あのクラスも面白かったなあ。会いたいなあ。みんなに会いたいなあ。ここのところ、教室ホームシックみたいになっているんですよ、わたし。さみしいみたいだよ。純子やみかともずっと会えていないし。もう少し、温かくなったら、もう少し、私自身の状況がましになったら、みんなを呼んで、以前のようにワイワイ楽しく飲み会やりたいなあ〜!落ち着いたら、召集をかけるから、みんなで集まろうよ。

ラッパの豆腐屋クン

 国分寺界隈で懐かしいラッパの音を響かせながら、美味しい豆腐を売り歩くイケメンオトコがおるのじゃ。(ここの豆腐、ホントに美味しいんだよ!)。このイケメン君は大学生なのに、自営で…と申しても、リアカー1台の引き売りだけど…豆腐を仕入れて、この辺には週2回ほど引き売りにきてくれる。(豆腐は彼が作っているわけではなく、お鷹の道という豆腐屋さん。絹、木綿ともに国産大豆です。ともかくウマイ。見かけたらぜひ買ったってえな〜。1丁210円でんがな)。
 可愛い豆腐屋君、若いのに(21歳!)なかなか見所のあるやつでして。自分で糠漬けを漬けたり、ジャムを作ったり、築地まで生牡蠣を買出しにいって、牡蠣料理をいろいろ作って友達にご馳走したりする。もー感心してしまうわけですよ。やけに食作り好きのようです。(でも、専攻は数学ですって)。
 本日は「オレ、パンも一度くらい作ってみたいんだけど」ときたもんだ!「ほいほい、試験が済んだら(大学生なので今、試験期間中)遊びにいらっしゃいよ〜、パン作りであそぼ〜!」と、ルンルン約束してしもーたのじゃ。(若いオトコを連れ込む悪癖のある悪いオバサンは一体誰だ?)。教え甲斐がありそうだ。(何を教えるというのか?)。はい、もちろん、まじめに…自然発酵種のパン作りですよ。頭は良さそうだ。(顔もスタイルもいいけれど)。たぶん、飲み込みも早いであろう。ついでも味噌作りも教えてやろうか?あいつなら絶対に巧く作れそうだ。もーこーなったら、手取り足取り尻取り、無料サービスで何でもかんでも教えちゃおう!やはり心に潤いは必要です。見目麗しき男性なら我が老眼の保養にもなる。(何を言っているのか?)昨日の教室のかおるちゃんから朝8時にFAXがきた。文面から察するに、パン生地だけではなくパン種として渡した生地も焼いて食ってしまったようだ。ガ、ガーン!ショック。

豆味噌仕込みも一段落したし…・

 豆味噌仕込みの追加として、山下僧侶から10k分けていただいた大豆も全部味噌玉仕込みの豆味噌に仕込んでしまったし…。これで、全部で30Kくらいの大豆を豆味噌仕込みに使い果たしてしまい、一応、今回はひとまず味噌仕込みの一段落。
 と思いきや、国分寺北口のMOAという八百屋で茶目大豆(北海道の在来種か?)を見つけて、それも一樽ほど仕込みたくてしょうがない。まあ、資金もないことだし、ガマン、ガマン。(しかし、今やっておかなければ・・とも思う)。

 本日も教室、無事終了。来月2月を新学期の橋渡し月間として、3月からはマジメに従来どおりの会員制に立て直す予定。教室レジュメやアイテム配分、全部、内部資料として昨日までに作成終了。ただし、これは公開しない。現実問題として、予定通りに進んだためしがないから。この10年間、一度もスケジュールどおりのアイテム進行ができたためしがないので、もう、これは誰にも公開せず。生身の生徒の習得能力と実力の進行具合を見きわめながら進めるしかないわけ。少人数制だからね。11月から再開したけれど、1回制の伸展性ない現状だから、今現在の教室レベルは従来より格段に低い。なにせ、生徒は今もっても元種と中種の区別すらつかないレベル。従来の生徒が見たら、一体何というだろうか…。毎年、3月に新規まき直しで新学期開始だから、3月めどにちゃんとしなきゃね。プロのパン屋や食仕事のプロが、在籍生徒の大半を占めていた教室だったから、今後は誰がきても大丈夫な組み立てにしなおさなきゃなあ…。レジュメを整理し、読みやすい教室案内と生徒募集にして、早く配布しなきゃ。(あいかわらず、後手後手)。頑張らなければいけないときに、ふと感じる諦めに近い疲労感。どこか、大手の組織力のある会社が、私の教室仕事を仕切ってくれないものかと他力本願になるわけよ。ビビたるコネもなきにしもあらずだから、いっちょダメモト精神で働きかけてみるか…。(と思っても、そこに行き着く前に、胡散臭い気分になる私)。まあ、一人で頑張るほうが気楽かあ…。
 あ、そうだ。明日は晶文社の新顔合わせの編集者と改訂版の打ち合わせだった。楽しみだなあ〜。早く書きたいなあー。発酵食の本、私の本の割には売れ筋だもんね。売れ筋ロングセラー本を新刊みたいに全て書き直して、リバイバル再ヒットを狙ってやる!
実質的には15年近くも前に書いた本の原稿が今もっても読まれて重版されているなんて、しみじみしんみりと感激ですよ。もっともっと内容を深めて、新しい改訂版にして、もっと売ってやるぜえ〜!1年後が刊行予定。1年も時間をいただけたら、充分にみっちりと書きなおせる。15年前(30代前半)と比べると、今のほうがずっと内容も文筆力も蓄えているからね。既刊を持っている人にも改訂版を買ってもらおう。同じタイトルでも、もう同じではないんだから。初顔合わせの編集者氏、写真入の本にしたいなどと、会社が負担する制作費の我が懸念をよそに、やけに張り切っているようですし。旧知の編集者・斉藤氏と入れ替わりに入った方みたいです。ともかく、会ってみないことにはお互いにお互いが分からない。(イイオトコだったらいいな〜と期待するスケベ心も少しはある)。(あ、ちなみに、私の今までの関わり者や担当編集者、みーんなちょーすごいイイオトコだったんだよ。遠藤さんにはじまり、斉藤さん、大造、おお、もっともっといるな〜。でも、残念ながら、どのイイオトコもマジメで、イイコトしてくれなかったけど。実に残念である)。(これだから、本書きはやめられない)(しかし、なぜ、私のように可愛いよい子を放っておけるのか?)

 なぜか独り言の多い今宵でございます。人生は厳しく辛い。