今日も晴れたね

 しばらくの間、空が晴れていてほしいのです。(なんて勝手な願いか!)マー君、昨日から郵便局のアルバイト。いったい何をやるのかと思っていたら、なななんと、郵便配達のバイトですって…。ガ〜ン、ちょ、ちょっと、あなた、バイクに乗れるの?ちゃんと運転できるの?(乗れるらしい。運転免許はペーパードライバー…という、あまりにも情けない話だったが)。あのね、風が吹いたり、雨が降ったりするのよ!(ついでに、犬にも吠えられたらしい)。…。まあ、若いから大丈夫か。心配してもしょうがない。

 二人揃って一文無し。笑ってしまうほどビンボになっちゃって。(ここまで来ると恥すら厭わず…)。いやはや。まあ、ビンボも資産ですよ。いずれこれを原稿ネタにして本を書こう。2万部突破させれば、印税300万だな・・。開業資金の頭金くらいにならなるかな。なーんて、捕らぬ狸の皮ジャンパー。
 ついにA4のコピー紙まで無くなってしまった。我が秘蔵の手前味噌を持って懇意にしている国分寺の編集会社に行き、コピー紙1しめと味噌を物々交換してもらった。これで当面は原稿をプリントアウトできる。(いったい、どこの国の、いつの時代の話なんだっ!?1しめ3百円のコピー紙を買えぬ人間が、この時代にいたのか?)(いるらしい)。平成の焼け跡派、現代の闇市。味噌とコピー紙を交換してくれる会社も会社でございます。おかげさまで生き延れます。ところで、待ち望んでいる教室案内のHPの話もなかなか進展しない。このままでは、教室というよりは、ホームレスのホームページになるかもしれない。まあ、焦ってもしょうがないか〜。

 このようなわけで、本日もなんとか元気に生き延びれそうです!

晴れたね

 昨日の荒れ模様の空が、清々しい青空に一転。

 依然として本日もプータローだが、何だか急に気分がせーせーし始めた。春一番も吹いたことだし、ゼロから何かを再会するにはお誂え向きの季節到来ですね。さて、一丁、頑張るべ〜か。なーんにも無くなってしまうのって、カタルシスですね。まっさらになって頑張れそう。ゼロって、もしかして、すごく大きなエネルギーなのかもしれません。
 体も心も運命も、ベクトルは全て生きる方向に向かっている。ウジウジとネガティブになっているのなんて、小さな脳みその極一部分だけ。クルミ程度のケチな脳みそなんかに人生を支配されてたまるか。

 昨年、娘と二人で行った八甲田山で痛ましい事故が起きちゃった。私たちも同じ酸ヶ湯に宿泊したのです。ふくよかな(まるでフランス語みたいなイントネーションの)東北弁や素朴な人々。酸ヶ湯は風格あるしぶい温泉宿でした。今頃、酸ヶ湯の人たちはどんな気持ちでおられるのだろうか。気の毒です。八甲田山は、まるで山の神が住んでいるかのような迫力ある山でした。いろいろなものを抱き込んでいるような。人の生も死も包み込むような。
 私はニセコ町の生まれ育ちなので、やはり山々の裾に抱かれて育ちました。山の美しさも怖さも威厳も霊気も、身の内に感じます。蝦夷富士とも呼ばれる姿美しい羊蹄山、連なるニセコアンヌプリや比羅夫スキー場の山々。活火山の有珠山の噴火も目の当たりにしました。どんな山にも必ず霊気があります。生と死がひとつにつながるような。
 これからスキーやスノボに行く方たち。山には人間の判断力や能力や予測では抗いきれない何かがあります。気をつけて…としか言いようがないのですが、でも、本当に気をつけて。命あっての人生です。

やっとチラシも教室案内パンフも作ったし…

 慧光寺の證善住職の励ましを受けて(悪知恵を授かって?)、やっとチラシも教室案内も作った。慧光寺もチラシ配布の協力をしてくださるのだそう。借金などという七面倒くさい手間をかけている暇があったら、その時間に即金銭作れるように動くほうがベターだと思うよ…という、お坊様からのありがた〜いお言葉。(これが仏の教えなのか否かは不明だが)。住職の妙案や珍答の数々には、メールを読みながら大爆笑。なんだか、心がすーっと軽くなって、開放されたような感じになった。やけに元気(と言うよりは蛮勇か?)が出てきたわけよ。感謝!さすが、われらのザ・エーコージ。ここの寺は死んだ人のための寺ではなく、生きてる人がより元気に生きれるように応援するライフスタイルバージョンのラディカルにしてトラディッショナルな寺なのだ。(カタカナが、やけに多いな。どこかの国の首相のようだ)。住職はその上、えげつない冗談まで通じる聖なる俗人なのですらございますのよ。(ねえ、證善ちゃん、早く尼さんバーを開業して、私をママさんに雇ってよねえ〜)。
 ともかく、これからあちらこちらに、チラシを送って、PRの協力をお願いすることにしよう。壊れたパソコン見ていても直らないし、無い銭を悲観していても天から金が降ってくるわけでもない。やれることを目一杯やらなければあきまへん。

 あ、そうだ。慧光寺(えこうじ)のHPは「慧光寺」のキーワードで検索できますよ。興味を持って慧光寺のHPのURL訊ねてきたなみこちゃん、この前は教えられなくてごめんなさい。整理整頓が悪くて手元に無かったのよ。このブログ見てる?
echoji.comで入力しても開くことができるよ。例の手前味噌作り大会は3月じゃなくて4月になっていたよ。(ごめん。前に3月って勘違いして伝えちゃったような気がする)。自分で開いてご確認願います。

「スローな手づくり調味料」も重版決定

 晶文社から出ている拙著「スローな手づくり調味料」も重版が決まったようです。みなさまのお陰です。どうもありがとうございます。

 筆者の経済的落ち込み地獄とは対照的に、ここのところ、本の流れだけは順調の様子です。よかった、よかった。印税が入るのは5月です。うわおっ、印税、前貸ししておくれよ〜、新品パソコン買わなきゃ生きていけないよー、助けてくれー!2月末の会議の後から、マジに書き始めなきゃいけない2冊分の本の原稿原稿書き…どーするんだよ〜。マー君の旧式パソコンじゃ、入力も、バックアップのCD焼付けも不自由だし、ワードからのメール送付も難しいんだよー。私のぶっ壊れパソコンより、さらに1,2年古い機械なので、操作がやたら面倒くさい。これだって、いつ壊れるか知れたものじゃないのだよ。余命いくばくもない古いパソコンで、長丁場になる本書きの作業を行うのは危険すぎる。もう、これ以上、書きかけの原稿が黄泉の国にぶっ飛んで消え去ってしまっては、…私、鳥さんになって、ビルの屋上から大空に向かって羽ばたきたくなっちゃうでしょ〜。パタパタパタ〜。ピヨピヨピヨ。私は小鳥さん。(かなり、イカレてきているようだ)。
 春めいた青空。冗談ではなく、鳥になって空を飛んでみたいですねえ…。キモチいいだろうなあ。もうじき、小鳥たちも恋の季節。庭に来る野鳥たちも、春先はピーチクパーチク早朝からにぎやかにさえずります。

 とりあえず、おめでたい重版のお知らせでした。(私個人はあまりおめでたくもないような、悲惨な状態を続けております)。

世間は連休だったのですね

 やはりボケているようでして。

 やっとHP用の原稿を書き上げてCDに焼き付けて、マサトモクンに送った。ずーっと、書き続けていると頭の中のどこかがフリーズしてきちゃった。
 3月めどにHPを開設できるといいなあ…。HP用の(教室再建のための新たな組み立てと教室案内)文書原稿をプリントアウトしたので、コピーを郵送で送れるところには送らなくては。(ページ数が多いので、ケータイだの個人のパソコンだのにメール送付したら迷惑かと思うのです)。(思う…じゃなくて、メーワクに決まっているよ)。教室お関わりの皆様、HP立ち上げに先立って、文書コピーだけをお送りいたしま〜す。(実際は使い慣れていないマー君パソコンで、ワードをみんなに送付しにくいんですよ。使い慣れた自分のパソコンより、ずっと操作が手間取るのです。)→当面、アナログでいく。HP開設には少々時間がかかりますもので。
 では、よい連休をおすごしください。
 

昨日の続き

 あれこれと、行き詰ってしまった我が教室の展開を模索すべく、保健所に料理教室展開における営業許可条件等を問い合わせたのでございます。
 お返事は…なななんと。料理教室に関しては営業許可などの条件はないらしいのです。そ、そ、そ〜なんですかあ〜?とか、アホな反応をしてしまった私です。
 モノ売りに主点を置くなら話は別になるようですが、教室、つまり、コンセプト売りなら管轄外のようす。そ、そ、そいうものだったんですね〜。

 昨日は大宮までのこのこ出向き、鈴乃家の展示会を見てきた。久々に鈴木社長とも会えて、なんだかすごく嬉しかったのだ〜。かれこれ10年以上のつかず離れずの付き合いになるオヤジ、じゃなかった鈴木さん。顔見るだけでも、なんだかホッとした。
 会場はなかなかの盛況。営業マン的スーツ姿の男性ばかり。ヨレヨレ普段着姿のオバサンは私一人でした。
 信州の味噌屋さんとあれこれ話し込みました。慶応4年から創業の伝統ある老舗です。10年味噌なんていうものまであったよ。隣は小豆島からの業者さん。オリーブだけではなく、小豆島って、醤(ひしお)作りの歴史があるところだったんですねえー。旨そうな醤油が並んでいたけれど、試食させてもらったのはオリーブ関連商品だけだった。心中、あの旨そうな醤油をなめさせてもらいたくてしょうがなかったけれど。ああ、名残惜しかったなあ〜、あの醤油。旨そうだったなあ…。ハイカラなオリーブなんかより、本当は昔ながらの醤油のほうに興味あったのに。なんだか、オリーブばかりをアピールされちゃった。(もちろん、メチャ旨かったけどね、オリーブもオイルも。今年は不作の年で商品量が少なかったとおっしゃってました。)
 ちなみに、信州の味噌やさんは「石井味噌店」。最寄の駅は松本だそうです。大きな味噌樽(杉桶)で仕込んでいる。見学可です。観るだけでも価値ありそうだなあ。(行ってみたいけど…先立つものがない。)現場では試食や直販もあるそうです。興味ある方は行ってみては。(松本の駅から20分くらいかかるらしい。HPもあるので検索できます)。ちょっとした仮想旅を楽しんだ大宮の会場でした。

悩める子羊

 いや、年老いた姥羊か…。昨年の夏以降から、立て続けに仕事に必須の機械が壊れ続け、とどめの一発は今回のパソコン壊滅騒動。もう、こうなってしまっては笑うほかない。人は不安だから笑う。苦し紛れに爆笑する。
 先々のというよりは、はっきり言って今現在、目前にある大問題に、くるみのようなサイズの脳みそを悩ませているわけよ。
 営業許可も取れないような自宅での細々とした零細稼動教室。ちゃんとした場所を確立したい。ただし、教室を開催できたとしても、私のやっているものの都合上、準備期間のほうが大きいので、月に数回から多くて10回程度の教室が限度。家賃の生じる賃貸場所をその間、空っぽで遊ばせておくわけにはいかないので、やはりカフェのようなオープンスペースにして…フル稼働させるしかないと、思いあぐねてしまった。
 本当は製造販売許可の取れるような自分のキッチンスタジオみたいな形態にもちこみたいのがホンネだけれど、あれもこれもと生産物がシッチャカメッチャカ多種すぎて、製造許可条項をクリアするのは無理と悟った。打開策として考え出したのが、表向きとタテマエはベーカリーカフェ「飲食店営業」。その隙間で教室としての時間を確保するという手段。店という形態ならば、細々と生産物も販売できるだろう。飲食としての収入も開拓できる。今のままではパン一個の物販すらも許可されない。物販も、やるからには公に販売できるように、きちんと営業許可を取ってから開始したいしなあ〜。
 あ、そーいえば、保健所に料理教室としての営業許可条件を聞くの忘れていた。(私の頭の中で、月数回〜しか開催できない教室というものをわざわざ言及してたずねるという発想がなかった)。これから聞かなきゃね。料理教室としての条件と飲食店としての条件は、たぶん何がしかの差異があるでしょうから。キッチンスタジオなんていう営業許可条項もあるのかなあ?いずれにしても、食べ物に関する営業って、何がしかの条件をクリアしなければいけないもんなあ…。

重版出来!

 晶文社刊行の「自然発酵種のパンづくり」と「醗酵食づくり」の2冊の重版ができあがり、本日贈呈本として2冊が送られてきました。アー、助かりました。ずっと在庫切れで、入手できないというクレームが、私のほうにもたくさん来ていましたから。悪いな〜と思っても、こればかりは会社の都合というものもあり、私の努力では何ともならなかったもので。お待たせしてご迷惑をおかけした方たち、どうもすみませんでした。そろそろ店頭に並びます。注文入れると入手できると思います。
 1年後をめどに「改訂版」として全面的に加筆する予定です。すでにお手持ちの方にも、新たに買っていただけるように、改訂版では新情報や新コラムをいろいろ加筆したい考えです。(写真もつけたいと思っています。醗酵食の本には写真ページがありませんから。写真があるほうが親切です)。今回は従来どおりの重版ですが、次回の重版(改訂版)も待っていてくださいね。

 昨日、今日とHP立ち上げ用の原稿をしこしこ書き進めています。使い慣れないマー君のパソコンで…です。マー君はここ2,3日、持病の腰痛を起こしてしまい、かわいそうな状態。(ほとんど歌舞伎役者のような立ちぶるまいです)。私も1年ほど前に、ぎっくり腰を勃発させてしまったので、腰痛の辛さはよーく分かります。私は体がくの字に曲がったような(おばあさんみたいな)状態でしたが、マー君は棒状に固まっているかんじ。レメディのレスキュークリームがあるうちは、クリームでマッサージしてあげたけど、じきになくなってしまった。しょうがないので、料理用のオリーブオイルでオイルマッサージ。
 腰痛のときは、押したり捏ねたりの刺激を与えずに、手のひらで撫でるように優しくマッサージします。血行がよくなり、硬くなっている部分が柔らかくなるまで。自分の手のひらもほかほかと温かくなるくらいまで。腰だけではなく、足のふくらはぎや背中の肩甲骨、首筋なども痛くて固まるので、ともかく全身の血行がよくなるように、柔らかくなるように、全身マッサージです。痛みがあるうちは、ある意味炎症を起こしている状態なので、無理に暖めたりしないほうがよいようです。(激痛があるうちはお風呂もやめておくほうがいい)。同じ姿勢をとり続けていると苦痛なので、腰がラクに感じられる流動的な動きをしているほうがいいです。腰痛の苦痛は腰痛経験者にしか分からないですよー。今や私は腰痛マッサージのプロ(?)です。3,4日もすると痛みも快方の方向に向かうので、お風呂などで温めはじめてもいいようです。(このとき、冷やすと治りが遅くなります)。
 本日のブログはオリーブオイルを使った料理…ではなく、腰痛マッサージでございました。腰痛もちの方、オイルマッサージをお試しください。自分でやるよりも、人にやってもらうほうが、もっと気持ちよくてラクだけど…。(痛いときはくれぐれも、強い刺激を与えないように)。

おかげさまで、やっと平常心

 メール交信も戻って、なんとか平常の気分になりました。空っぽになってしまったメールアドレスへと、メールを送信してくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。常日頃のだらしなさで、ろくろく住所録さえ整理していなかったので、天罰覿面…・反省の数日間でございました。(まじめに落ち込んでいた…・)。

 はてさて。写真はライ麦パンに勝手に生えてしまった豆味噌麹の菌を味噌玉で増殖させ、種取りをしたものです。種取した後の味噌玉を豆味噌に仕込むのですが、その前に…。
 味噌玉を割って数日間ほど放置しておくと、割れた断面にも外側同様のコウジカビが生えてきます。このようにして、カビを思い切り増やしたものを本漬けすると、いうなれば「豆味噌臭さ」が強い豆味噌になります。(コウジカビの部分が、豆味噌独特のたまり醤油みたいな色と風味になるのです。ですから、カビの表面積の多いほうが、より豆味噌っぽくなる)。
 本日はこの画像の味噌玉(今や玉ではなく、カビまみれの破片ですが)を塩漬けにして豆味噌仕込みといたします。たぶん、豆味噌麹の風味の強い味噌になることでしょう。まさか、その味噌が元・ライ麦パンだったなどということも…誰も気づかないことでありましょう。ライ麦パンに自生した菌、これもなかなか良い子です。ずいぶんとたくさん種(菌)も採取できました。

YAHOOのほうのメールも大丈夫になりました

 これで、やっと何とかなりました。公開用のYAHOOのほうのメールも開通。とりあえず、急場の危機をしのげる通常の(どこが通常だ)状態になりました。ああ、情けない。ううっ、みじめ。
 今週あたりに店頭に並ぶ重版の本に、YAHOOのメールアドレスをのせてしまったので、メール交信が不可能になっていたことが、とても深刻な気分でした。(とは言うものの、使っている機械はマー君のだけれども…)。修理すべきか買うべきか、いまだに判断できない。

 たった今は、これでよしとしよう。