なぜならば<それはかぜのせい>・・だったらしい

 白醤油の塩気のききが悪い…と、つぶやいていた私。

 それでも、自作の白醤油の使い初めで、茶碗蒸しにも、グラタンにも、炊き込みご飯にも、カルパッチョにも白醤油を使ってみました。

 「味がしないでしょ?塩気が足りないでしょ?」と、問いましたところ、「え、えっ!?ちゃーんと、味しているよ。しっかり塩気もついているし。美味しいよ。」と言われてしまいました。

 私、風邪を引いているみたいなの。そのせいで、味を感じられなかったようなのです。自分がイカレているとは思わずに、白醤油の出来が悪いとばかり思っていた。

 どうりでここのところ、めちゃくちゃ鼻水が出て、耳の奥(のど?)が痛痒く、鼻息が荒くて熱いなあ〜〜と思っていたんだ。

 味がしないと思っていたら、料理のせいではなく、私の鼻穴のせいだった。繊細な白醤油の風味がわからなくなっていたようです。

 せっかく作った料理も、ほとんど食べられなかった。(麻衣ちゃんやマー君はパクパク食べていたけれど。)

 庭の風仕事に「下ごしらえ」してもらったチキンやキノコは好評でした。「このキノコ、すごく美味しいね。何ていう名前?」

 「なんとかとか言う名前のキノコ」。…。(答えになっていない)。

 キノコも風とお日様に当てると、味が濃くなって美味しくなるんです。別の栄養も合成されるしね。味も健康効用も上がる。日持ちも良くなります。

 その他、大根や白菜なども、風さらし。水分が飛んで、甘みも旨味も増します。この季節、野菜の保存はもっぱら外気の「天然冷蔵庫」です。

 お肉や野菜が美味しいのは、かぜのせい。

 私の頭が痛いのも、かぜのせい。