ぱお〜っ!ぞうさんだぞうー。
生地捏ねあげから30時間以上経った「パン・オ・レ」生地を焼き上げたものです。
断ち切り成形。遊び心で、ゾウさん形にしました。(のした生地を包丁でカットしてゾウさん形にしました。)
前日午前11時の捏ね、30度保温7時間で一次発酵の後、翌日正午の12時まで冷蔵庫で休ませ、成形(ゾウさん形に断ち切り)。ムックのオシゴトの打ち合わせがあったので、二次発酵は保温せずに常温放置6時間。打ち合わせ終了と同時に焼成しました。
発酵終了のタイミングをいくらでも外せるのは、配合している25%の高油脂分のお陰です。
一次発酵終了後、生地を自分の都合に合わせて冷却しておくので、成形時にはグルが動きません。
ですから、こんなおふざけ成形もできてしまいます。子どもたちが喜びそう。
中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2弱、砂糖大さじ4、卵黄1個と牛乳を合わせて215cc、無塩バター75g
教室の差し替えパン生地は、通常ですと、朝早く捏ねて、午後からの教室に備えています。
でも、今回は、前日(つまり、本日)捏ねて一次発酵を済ませ、翌日まで保冷した生地を教室で使ってみます。
どのような成形でもよいのですが、バトネ型の断ち切りや、市販の抜き型を使っても、面白い成形になります。(ご自由にどうぞ)。
いつもは、ふんわか温かで、柔らかいパン生地ですが、今回の生地はひんやり冷たくて、弾力はあまりありません。細かい細工をしたい成形のときに役立ちます。
このようにした生地は、編み込みパンなどのときにも応用できます。
いつものさわり心地と違うので、成形時に違和感を感じるかもしれませんが、冷たい生地も手なづけると、何かと役立ちますよ。
ちなみに、二次発酵は、通常よりも長めになります。(生地の冷えを回復させる分の時間が加算でかかります。)