調子こいて、シュミレーション画像また更新・ねぎ味噌焼餅と卵味噌

 写真撮るたびに、パソコンに向かうので、この際、またまた更新でーいっ!

 (電源入れたついでだったりして…・。)

 白味噌料理2品。

 つづきましてのご登場は、ネギ味噌の焼餅と、白味噌たまごでございま〜す。

 ネギ味噌焼餅;15cm1枚分=薄力粉大さじ1、片栗粉大さじ1、水大さじ3、甘味噌(前の記事に記載)小さじ1(好みでもっと増やしてもOK)、小口切りの青ねぎ適量

 上記を混ぜ合わせて、油を熱したフライパンに生地を流しいれ、両面を焼くだけ。

 和風クレープといったところ。

 ネギ味噌を加えないプレーンな生地だけを焼いてから、片面に甘味噌塗ってネギを散らし、くるくる巻きあげてもいいです。

 写真は、10cmの小さい方のフライパンで焼いてしまったので、分厚くなっちゃった。これ、薄く香ばしく焼きあげるほうが、ずっと美味しいよ。でかいフライパンを使って、クレープみたいに、薄く薄く焼きあげてみて。使う油は、ごま油がいい感じです。

 クレープなんぞよりも、オツな大人の味だよ。お酒にも合うし…。

 白味噌たまご焼きは、白味噌のオムレツみたいなもの。卵2個に甘味噌50gほどを混ぜ込んで、あとはオムレツみたいに焼きあげちゃう。バター風味と白味噌って、合いますよ〜。乳製品全般と合いますね、チーズや牛乳などとも。

 だし汁も加えて、出汁巻き卵・白味噌味にするほうが、仕上がりが上品ですけど。面倒くさかったので、オムレツスタイル。卵と白味噌も、相性がいいです。

 お正月の買い物に、白味噌を買った方も多いのでは?白味噌仕立てのお雑煮に、使い残してしまったら、あとは普段のお料理にも活用なさってくださいな。

 ちなみに、「からし酢味噌」の作り方は、甘味噌50gに、酢小さじ2、和風からし小さじ1を混ぜるだけ。焼きねぎ、ワカメ、貝、イカ、ウドなどに添えます。

 柚子味噌は、柚子搾り汁小さじ2に、皮のみじん切りを適量まぜるだけ。ぷりんぷりんにゆでた玉こんにゃくなどに添えると合います。

 白味噌は、あまり日持ちの良い味噌ではないので、なるべく早めに、風味の下がらないうちに、いろいろな料理に使ってくださいね。

みそマヨのポークのっけ焼き

 お料理休みが欲しいところですが、白味噌づくり撮影のために、派生料理のシュミレーションをやっております。

 大量の米麹を使って仕込む白味噌は、とても甘口です。甘さと優しい口当たりを生かした料理はいろいろありますね。

 豚肉は淡白な味なので、白味噌料理によく合います。写真は白味噌+マヨネーズをのせてグリルしたものです。

 まず、白味噌で「甘味噌」を作り置きしておきます。白味噌300g、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1、これらを鍋に入れてかき混ぜながら一煮立ちさせたら出来上がり。

 このベースの甘味噌は、柚子味噌になったり、からし酢味噌になったり、みそマヨになったり、たまご味噌になったり、ねぎ味噌になったり、木の芽みそになったり、七変化します。(ですから、多めに作っておいても役立ちます)。

 さて、みそマヨのソースのレシピです。上記の甘味噌50g、マヨネーズ15g、万能ねぎ小口切り適量、みじん切りショウガ適量、赤トウガラシ粉少々を混ぜ合わせるだけです。

 ポーク(肩ロースを食べやすい大きさに切ったもの)を裏表キツネ色にグリルしたものに、みそマヨををトッピングして、さらに1分ほど(弱火にして)グリルして、みそマヨにも焼き色をつけて出来上がりです。

 この「みそマヨソース」は、生野菜スティック(きゅうり、人参、大根、キャベツなど)に、そのままつけていただいても、とても美味しいのです。

 ですから、のっけ焼きに使った残りのソースは、ソースピッチャーに入れて、生野菜と一緒に食卓へ。

 お肉のグリル料理と、生野菜の料理、両方に使える便利なソースです。

 甘味噌をソースに作りかえると、白味噌料理の幅が広がります。

 (この後は、椀物や和え物もシュミレーションしなきゃな。でも、今日の晩御飯には、絶対にサンマの塩焼きが食べたいです。今は、カップ麺が食べたいです。)

 

大根おろしでいただくふろふき大根

 もう〜そろそろ、塩焼きサンマに醤油をジュッとかけるような普段の食事が恋しくなってきました。

 お正月料理は、これにてお仕舞い!

 という幕引きに、飾り気ないシンプルな大根料理は、ほっとしますね〜〜。シンプル料理の極み、ふろふき大根で〆めですよ。

 甘味噌でいただくよりも、さっぱりとしたおろし大根&ポン酢がイケます。クリスマス料理、年末年始のお料理で、フル活動だった胃腸も、ほーっとするようです。

 W大根パワーです。

 大根役者に組み合わせまするは、千切りごぼうのカリカリ揚げです。千切りにしたゴボウに片栗粉をまぶし、素揚げしたものです。

 このゴボウのカリカリ揚げも、みょーにシンプルな食味で、味覚がかなりほっとします。あまり、手も時間もかけないピュアな味が恋しくなってくる時分です。(料理の作り疲れもあるかもしれん)。

 おせちは、元旦早々で切り上げて、毎度おなじみのカレーだのパスタだので、すでに浮気していますよ。やっぱ、日本人なら、カレーでしょー、スパゲッティーでしょー。

 さてと。30%台の湿度の低い日が続いていますね。米麹も豆味噌麹も、出来上がるのが遅いです。お正月休みを使って、麹づくりに挑戦している生徒も複数います。

 発芽や菌糸の伸びが遅いな…と思ったら、上に清潔な布巾を2,3枚かぶせ、その上から大きめのポリ袋をかぶせて、緩やかに保湿してあげてください。

 気温が低いせいなのではなく、ここのところの低湿度のせいなのです。

 米麹を保湿する際には、麹を分厚くしてはいけません。なるべく底の広い容器に(たとえば、飯台などに)薄めに広げてください。分厚くすると、底の方だけ自熱で蒸れて、失敗を招く場合があります。

 私も7日の白味噌づくりの撮影に向けて、米麹づくりの真っ最中です。遅い!いつもなら、4日間で出来上がるところが、今回は、まだ完成していません。

 ともかく、カビというものは、人間の都合で生えてくるものではなく、カビのご都合だけで生えてくるものです。

 しかし、物言わぬ、姿も見えぬ菌世界ですが、絶対に人間を裏切らないし、秩序も乱しません。すべての失敗は、人間の側の無知、思いあがり、勘違い、焦りなどから生じるものです。

 発酵食づくりのみならず、体の中に棲む膨大な数量の菌たち。人間の生体は菌なしには、健常に生きられないんですね〜。切っても切れない生きるための伴侶です。

 ということで、我が伴侶の微生物たちにも「今年もよろしく頼みまっせ!」。