真っ白い富士山が、元旦の青空にくっきり映えて見えます。
写真を撮ろうとしたのですが、うまく撮れませんでした。
代わりに…というのも格差がありすぎるのですが、庭のアースオーブンの頂上で、大晦日の午後に日向ぼっこをしていたネコちゃんです。一年の計は元旦にあり。毎度おなじみの月とすっぽんでございます。
どこの家の子なのかしらね。よく来るネコなんですが、他人様んちの猫です。
(チャモップと勝手に名前をつけています。まさか、肖像権なんてないでしょうね。ふてぶてしい顔立ちで、実に可愛げない子です。ズーズーしいくせに、全然なつきません。)
まあ、おめでたい縁起もの、富士山頂のご来光代わりに…。(これが、代わりになるかっ!)。
おっと、ご挨拶し遅れました。銀河信念!
明けまして、おめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。
私は元旦早々から、米麹と豆味噌の味噌玉仕込みの最中でございます。
今朝は、自家製白醤油で作ったおせちの煮物や、す巻き卵などを試食してみました。
おおーっ!ちゃんと、白醤油の味ですよ。す、すげ〜〜〜♪
きあげした一番絞りの醤油です。すごく甘みが強くて、しつこいくらいに旨味が強いのです。
たかが小麦の麹から、なぜ、強い甘みや旨味が出てくるのか、理解ができません。(大豆なら、高タンパク質だから、理解できるのですが)。
白醤油は、他の醤油と違い、同じもろみで2回漬け込みを行い、一番絞りのものと二番絞りのものを混ぜ合わせて使う理由だけは、よーく分かりました。
一番絞りのものだけですと、甘すぎるし、旨味がしつこすぎるんです。
今まで経験したことのない甘みと旨味の強さだったので、料理の味付けにかなり戸惑いました。
自分では、誰よりも「コムギ」の特性を理解しているつもりだったのですが、それは、単にパン作りやパン酵母としてだけの小麦の力だったんですね。
調味料としての小麦の力を知らなかったようです。市販の白醤油を使っているだけでは気付かなかったのです。コムギの発酵が生み出す強い旨味を手作りしてみて、初めて知りました。
もう、これだけでも、試行錯誤で作った価値は、十二分にございますね。穀物の持つ可能性や、強い底力を感じます。
まだまだ、知りたいことが、試したいことが、山ほどあります。
ということで、今年も変わり映えなく、ジ〜ミ〜に、日本の穀物の力を探究し続けたいと願っています。とりあえず、昨年の目標であった白醤油づくり、一応初歩的な部分は、成功した…ということで。今年も、地道に頑張ります。