「めんどくせー」という本心に抗い、立川の富沢商店まで電車で出かけ、とあることを確認してまいりました。
粒状に結晶した砂糖が「あられ糖」と、風情ある和名で呼ばれていたのは、今や昔の話でございましたわ。も、もはや、死語です。ババア語です。
いまは、いろいろあって、ポップシュガーだのメルヘンシュガーだの、ハイカラなカタカナ語シュガーが、たくさん並んでおりやんした。
若い店員さんに「あられ糖、ありますか?」と尋ねたら、キョトーン「?」。「あられ?あられ・・。あ、あ、あれあれ、あれだ」「いえ、あられ、ですよ」。「ええ、これですね」。
はい、これですよ。名前、違うじゃん。でも、「ベルギーワッフルなどに使う」などと、ちゃーんと但し書きされている。
で、右の砂糖が「死語・あられ糖」です。左側は、これも役立つ「ざらめ」です。ところで、ざらめという言葉も通じないですか、今は?ざらめも死語か?
日本のざらめには「中双糖」と書かれていました。写真のざらめはマウイ島のキビ糖のざらめです。(日本のざらめはカラメルで着色しているだけなので、使いません。キビ糖のままの色のざらめを使います。)
たかが、ワッフルのために、死語・あられ糖とざらめを買って来ました。
はい、これで、29日の「スィーツなお教室」で、ワッフルも、できるようになりましたね。(無塩バターは、やはり品切れでした。やむなく、有塩バターを買って来ました。生地に配合する塩を控えて誤魔化すつもりです。味は絶対に無塩バターのほうがいいのですが、やむをえません。)