休み切れずに、みりんしぼり

 今日は完全休業日だっ!と、決めたのはいいのだが…。意志が弱い。

 昼過ぎらた、あれもやらねば、これもやらねば…と、毎度のビンボ症が出てきた。

 もう、みりんが無いんだよね。絞らなくっちゃ。

 最後の一絞り。えいやーっと力を込めて、絞りあげます。(布袋に入れて、下にザルを当てて絞るとラクですよ)。

 ダラダラとみりんを滴らせているうちに、元種の種継ぎを1か月近くもやっていないことを思い出して、顔面蒼白、もともと、ゾンビー、いずれ、キョンシー。

 おもむろに、元種に小麦粉と水を入れ、捏ね始める。パン種1kを2袋作って、計2k。ほっと安心。(だらしないのにもほどがある)。

 生徒のことまで気にかかってきた。スコーン作る時に、バターが入手できないよ〜と、泣かれたら、どうしよう…。

 今度はあわてて、バター無しで作れる(生クリームで代用)スコーンを仕込んで、冷蔵庫へ。一両日中には焼き上げて写真を撮れるはず。

 すると、スコーンだけじゃ、つまらないかも?とか思い始める。

 酵母パン種を使ったワッフル生地を仕込む。これはスコーンのレシピをアレンジするだけです。5分で簡単に仕込める。(バターと砂糖をちょいと増やして、水分には卵も加えてね)。
 あとは、冷蔵庫で放っておいて、1週間以内をめどにワッフルパンで焼き上げるだけ。これも、一両日中に写真が撮れる。ワッフル、可愛い形だよね。スコーンよりも嬉しがってくれるかも?

 酵母パン種を使った焼き菓子づくりも、これからはどんどん組み入れていきたいねえ。
 パン種を使って発酵生地にすると、砂糖もかなり控えることができるし、ベーキングパウダーとか重曹とか買ってくる面倒(余計な出費!)も控えることができるし。
 

完全休業日

 メタクソ忙しかった1週間を終え、本日ついに、グロッキー。マジに思いきり疲れている。

 昨日の「レパン」、そう、あの「乳乳」を使ったあの生地、常温ではかなり発酵が遅いようです。

 昨夜、愛知に戻った尚子さんから「乳乳パン生地、まだ、発酵していないんですが、このまま寝ちゃっていいですか?」メールが夜中に入っていたようなのです。が、私の方が先に寝ちゃっていました。見たのは、今朝です。朝まで持つと思うよ。

 わざと発酵を鈍重な配合にしたあつこちゃんの生地も気にかかる。午後3時になっても、まだ、発酵していないかも?

 もし、発酵してなかったら、30度保温でさっさと行かせてください。なにせ、乳乳で捏ねると、発酵が遅くなるんだからさあ。

 ともかく、小麦粉、塩、水以外の材料は、原則的に発酵阻害材料と考えていいです。発酵は抑制しながら促進するものです。抑制と促進の駆け引きです。

 糠床の発酵も同様ですね。リンカランの撮影用に各ステージを意図的に増やしちゃった糠床。発酵過多のものと発酵未然のものを混ぜ合わせたとたんに、とてもよいバランスの床になって、一晩でモコモコと発酵活動が正常になっちゃった。

 気泡が立っているのが、みえますでしょうか?

 こいつを来週の29日まで、ベスト状態で維持して、床分けせねば。

「バウムクーヘンづくり+糠漬け+全粒粉のスコーン」。このアイテムの脈絡は、いったい、どうなっているのか。

 バウムクーヘンには糠漬けがよく似合う。そして、糠漬けには、英国式ティータイムのスコーンがよく似合うということが、国際条約で決まっているです。