イカの酒粕漬け

 パン生地の発酵終了を待つ間に二度目の更新。

 ヤリイカの酒粕漬けです。

 これ、冬のお料理なのよ。

 急いで載せなきゃ、もうすぐ春になっちゃうわ。

 今日は、暖かいです〜。暖房つけていなくても、室温23度。冬の厚着では汗ばむほどです。

 で、はい、冬のお料理ね。寒い時にいただくと、ウマいわよ。(だから、アツいんだってば)。

 塩ゆでしたイカを酒粕の床に漬けておくだけなの。簡単です。

 板粕は、湯に浸して柔らかく戻しておきます。

 調味料は、(煮切り)みりん、白醤油、塩、砂糖、わさびなど。かなりテキトーに戻して柔らかくなった酒粕に混ぜ込むわ。

 指突っ込んで、なめてみて「うまうま」という自分好みの味にすればいいだけのこと。これも、うすボケた味よりは、かなりきちんと甘じょっぱくするほうが、生臭みがなくてウマく漬かるわよ。

 あくまでも酒粕は、漬け床なんですから。濃いめの味でいいのよ。

 粕床の中にぬでイカを漬け込んで、冷蔵庫で数日寝かせて味をなじませます。

 いただくときは、(洗わずに)指先で酒粕を軽く落とす程度でOKです。

 わさび醤油をちょいとつけていただいてもいいわ。もちろん、そのままでも美味しいですけど。

 酒粕好きにはたまらない味ですが、酒粕嫌いにはキツイかも。酒粕の味がモロに出ていますから。

 これも、メインディッシュというよりは、箸休め的な小鉢の一品。熱燗に合いますよ。

 でも…・、アツいんですよ、今日は…。

 今回は小さなイカをつかったのです。

 普通サイズのヤリイカを使う場合は、胴と足を分けて、足にも粕床をまぶし、胴の中に足を突っ込みます。その胴を酒粕床に漬け込みます。

 胴を輪切りにすると、中に足が入っているという風景。こちらのほうが、見た目も味もいいです。

ミツバチはエライ!

 みなさ〜ん、ただ今発売中(15日〜月末)の「ビッグイシュー・137号」をぜひ、お読みくださーい!

 「日本ミツバチ」特集です。

 ミツバチは、美味しい「はちみつ」だけではなくて、もっといろいろ大切なことを自然や人間に与えてくれているんですね…。

 そりゃそうだわなあ・・。花粉媒介のミツバチがいなければ、花が咲いても実りがないもんね。

 もし、ミツバチが地球上からいなくなれば、人間は4年以上生きられないのだそうです。

 生態系農業の旗手、自然環境の担い手、ミツバチちゃん。

 今回の特集には、ミツバチ・ラブの3人の方が、それぞれの「ミツバチ論」を熱く語っていますよ〜。

 その内容をここで私が書いても、ぜーんぶ受け売りなのでやめておきますね。ご購入の上、ぜひお読みください!

 実はうちの教室でもね、ミツバチ・ラブの女の子がいて、(東京で!)巣箱置いてミツバチを飼っているのよ。それで、私もうすうす、蜂さんに興味を抱くようになったんだけどね。

 今回の特集を読んで、ことさらに「ミツバチさんはエライ!」と感じ入ったわけよ。

 小さな虫さんたちにも、私たちの命を支えてもろてるんやなあ〜〜〜。

 みなさーん、ミツバチを大事にしましょー。

 ミツバチの帰巣本能の方向性感覚を狂わせるネオニコチノイド系農薬、こわいなー。

 ミツバチが、安心して飛びまわれる環境が、結局は人間にとっても良い環境であることが、よーく分かりましたわ。