パン生地の発酵終了を待つ間に二度目の更新。
ヤリイカの酒粕漬けです。
これ、冬のお料理なのよ。
急いで載せなきゃ、もうすぐ春になっちゃうわ。
今日は、暖かいです〜。暖房つけていなくても、室温23度。冬の厚着では汗ばむほどです。
で、はい、冬のお料理ね。寒い時にいただくと、ウマいわよ。(だから、アツいんだってば)。
塩ゆでしたイカを酒粕の床に漬けておくだけなの。簡単です。
板粕は、湯に浸して柔らかく戻しておきます。
調味料は、(煮切り)みりん、白醤油、塩、砂糖、わさびなど。かなりテキトーに戻して柔らかくなった酒粕に混ぜ込むわ。
指突っ込んで、なめてみて「うまうま」という自分好みの味にすればいいだけのこと。これも、うすボケた味よりは、かなりきちんと甘じょっぱくするほうが、生臭みがなくてウマく漬かるわよ。
あくまでも酒粕は、漬け床なんですから。濃いめの味でいいのよ。
粕床の中にぬでイカを漬け込んで、冷蔵庫で数日寝かせて味をなじませます。
いただくときは、(洗わずに)指先で酒粕を軽く落とす程度でOKです。
わさび醤油をちょいとつけていただいてもいいわ。もちろん、そのままでも美味しいですけど。
酒粕好きにはたまらない味ですが、酒粕嫌いにはキツイかも。酒粕の味がモロに出ていますから。
これも、メインディッシュというよりは、箸休め的な小鉢の一品。熱燗に合いますよ。
でも…・、アツいんですよ、今日は…。
今回は小さなイカをつかったのです。
普通サイズのヤリイカを使う場合は、胴と足を分けて、足にも粕床をまぶし、胴の中に足を突っ込みます。その胴を酒粕床に漬け込みます。
胴を輪切りにすると、中に足が入っているという風景。こちらのほうが、見た目も味もいいです。