この時期恒例のトリュフづくりの開始です。
先ずは、芯のフィリングとなるガナッシュづくりから始めます。
普通、ガナッシュは生クリームとクーベルチュールを同量使います。細かく刻んだチョコレートをボウルに入れて、沸騰させた生クリームを注ぎ入れて静かにかき混ぜながら溶かし、冷やし固めるチョコレートクリームです。
あたくし、今回は大奮発してアーモンドプラリネペースト(左手前)も加えて風味良く仕立てるつもり。バニラ鞘の漬かったラム酒も加えたいしね。
ということで、クーベルチュールの配合を多めにしました。
クーベルチュール750g、生クリーム600ml、プラリネ70g、バニラ酒大さじ2(この量ですと、ゆうに100個以上のブツが出来上がっちゃうので、みなさんが作るときには、3分の1くらいの量にしておくほうがいいですよ)。
チョコレート多めのガナッシュ(右・チョコを尽かしているシーン・まだ温かくて固まっていません)に、プラリネとお酒を混ぜ加えます。
チョコの配合が多く、また、室温も低かったせいで、生クリームの温度だけではチョコが溶け切りませんでした。やむなく湯せんにかけて強制的にと溶かしている最中です。(ボウルの下に湯せんの鍋がありますでしょ)。
さて、プラリネ風味ラム酒味のカナッシュが仕込めましたならば。
冬場の室温で一晩かけて、ゆーっくりと冷やし固めて締める方が美味しいクリームになるのです。(急ぐ場合は、ボウルの底を氷水で冷やすと、すぐに固まります)。
ということで、私はこれを明日まで暖房のない部屋に置いて自然の温度で締めます。
明日になったら、親指の頭くらいの大きさにまん丸く丸めて球にして、パッドに並べ、冷蔵庫でしっかりと冷やし固めます。(これも1日がかりです)。
フィリングが固まったら、テンパリングしたクーベルチュールをカバーリングしてトッピングを飾り、固まるのを待ちます。(フィリングが冷えているので、比較的早く固まります)。
フィリングに1日、フィリングの成形に1日、クーベルチュールのテンパリングとカバーリングに1日。全部で3日間かけ、のーんびりとトリュフを完成させます。
ラッピングも楽しみのうちですね。とは言うものの、ゴミになる部分にはお金をかけませんけどね。(百円ショップで十分です)。
出来上がりは木曜日。今からウキウキ ♪♡♪♡♪
いくつになっても、お菓子づくりは本当に楽しいです。
チョコあげる男なんているの・・?ですって・・?
い、い、いるわよー、そ、そりゃ、もう、ご、ごーっそりと…。ちぎっては捨て、ちぎっては捨てするほどに、逃げられるほどに。