英国風に言うと、「ジンジャーブレッド」ですかい?
まさしくイギリスのように、ドヨヨーンと薄暗い、やーなお天気の本日です。ジンジャーブレッドづくりに、ぴったりな曇り空だ。お陰さまで、写真までピンボケです。
本当は、寒い時期の焼き菓子なんですけどね。でも、新ショウガでも、作りたいです。
新ショウガのしゃりん糖を使ったのが、大正解でした!生ショウガを使うよりも、ずっと新ショウガの存在感が出ました。
ときどき、プチッと歯に当たり、かみしめる新ショウガの美味しいこと。
写真左は、バターケーキと同じように作るジンジャーブレッド。配合は、バター120g、キビ糖50g、黒砂糖35g、モラセス大さじ1、卵2個、小麦粉150g、塩少々、新ショウガのしゃりん糖みじん切り10g、シナモン大さじ1、ナツメグとクローブを少々、です。
とても簡単ですが、美味しい。店では、手抜きでジンジャーパウダーを使っていました。お客さまだった方々、えろ、すんまへんどした。
写真右は、ちょいと凝っているんですよ。ドイツのリンツアートルテみたいな作り方です。オーツとナッツ入りのジンジャーブレッドにしてみました。気にいっていただけるかしら…。素朴すぎるかな?
まずは、ジンジャーブレッド200gをガーして粉状にします。これを使います。
オーツ120g、小麦粉80g、新ショウガしゃりん糖みじん切り20g、シナモン大さじ1、ナツメグ、クローブ、塩少々、黒砂糖40g、クランチアーモンドロースト80gをボウルに入れて軽くかき混ぜます。
そこに、サイコロに切ったバター100gを入れて、すり合わせるようにサブレします。先に作っておいたジンジャーブレッドの粉を混ぜ合わせます。
卵黄1個+モラセス大さじ1+牛乳を混ぜ合わせて100cc、これをボウルの中に注ぎ入れて、全体を軽く混ぜてまとめます。
四角い型に詰め込んで、170〜160度で、50分ほど焼いて切り分けます。
どちらとも、作った当日よりは、2,3日置いて、味を落ち着けたほうが、より美味しくいただけますよ〜。
ショウガのお菓子。子供のころの本に、よく出てきましたねー。童話の世界です。
今回の酵母焼き菓子には載せていませんが、ベーキングパウダーや重層を使わずに、パン種を混入させて作っても美味しいんです。素朴な風味がますます深まりますよ。
英国生まれの焼き菓子は、見た目は素朴で地味ですが、堅固な滋養を持っています。