ダーラダラとする夏の宿題にした自然発酵種だけのパン「バゲットのバージョンアップ」企画第一日目でした。
種の状態も、捏ね方も、発酵の進行も、いろいろ変えてみました。んで、わざと、クープを入れずに焼成してみました。(とーぜん、失敗覚悟です)。
はい。即、失敗でした。
でも、得るものは多かったですね。たった、これだけでも。
クープを入れず(バゲット生地にクープを入れるのって、メチャクチャ苦痛なストレスだとは思いませんか?)焼いてみたんだわ。
種の状態や、捏ね方、発酵のさせ方を変えると、クープ入れなくても、一応、デコボコひょうたんにはならずに、まっすぐ長いままで焼き上がるんだねえ…。
初めて知りました!
今までは(来月、51歳になっちゃう!)、バゲットには、必ず、クープを入れなければいけないと思いこんでいました。そうじゃなきゃ、フランスパンの形には焼き上がらないと思いこんでいました。
あの、しゃきっとエッジの立った、かっこいい、もっこりクープ。あれが、てっきり、バゲットだと思い込んでいたんだわ。
でも、入れなくても、中種の作り方、生地の捏ね方、パンチの入れ方、成形の仕方の変更で、内相ちゃんとフランスパンの、真っ直ぐに長いフランスパンが、自然発酵種だけでも焼き上がるんですねえ。
エッジの立ったクープが開いていなくても、(クープ入れなくても!でも、入れる方が安直にラクなんだけどね)、バゲットはバゲットの内層だったんだ!
まあ、いろいろなステージで、いろいろな要素があるので、今はまだ、何も言えません。
でも、そのうち、秋風が引き始めるころに。
爆発させるかもしれません。
爆発したいと願っています。