課題・夏休みの宿題

 ダーラダラとする夏の宿題にした自然発酵種だけのパン「バゲットのバージョンアップ」企画第一日目でした。

 種の状態も、捏ね方も、発酵の進行も、いろいろ変えてみました。んで、わざと、クープを入れずに焼成してみました。(とーぜん、失敗覚悟です)。

 はい。即、失敗でした。

 でも、得るものは多かったですね。たった、これだけでも。

 クープを入れず(バゲット生地にクープを入れるのって、メチャクチャ苦痛なストレスだとは思いませんか?)焼いてみたんだわ。

 種の状態や、捏ね方、発酵のさせ方を変えると、クープ入れなくても、一応、デコボコひょうたんにはならずに、まっすぐ長いままで焼き上がるんだねえ…。

 初めて知りました!

 今までは(来月、51歳になっちゃう!)、バゲットには、必ず、クープを入れなければいけないと思いこんでいました。そうじゃなきゃ、フランスパンの形には焼き上がらないと思いこんでいました。

 あの、しゃきっとエッジの立った、かっこいい、もっこりクープ。あれが、てっきり、バゲットだと思い込んでいたんだわ。

 でも、入れなくても、中種の作り方、生地の捏ね方、パンチの入れ方、成形の仕方の変更で、内相ちゃんとフランスパンの、真っ直ぐに長いフランスパンが、自然発酵種だけでも焼き上がるんですねえ。

 エッジの立ったクープが開いていなくても、(クープ入れなくても!でも、入れる方が安直にラクなんだけどね)、バゲットはバゲットの内層だったんだ!

 まあ、いろいろなステージで、いろいろな要素があるので、今はまだ、何も言えません。

 でも、そのうち、秋風が引き始めるころに。

 爆発させるかもしれません。

 爆発したいと願っています。

 

蝉が鳴かない

 本配合粉300gに対して230ccの水を配合した白いちじくのパン生地。

 水70%のものと比べると、ボリュームあるのですが、…この写真じゃ分かりませんよね。

 なんと言いますか、内相フワフワっとした感じ。こちらの方が、食べやすいです。

 本日は、いさぎよく、フルーツを50%に減らして、作ってみます。(その方が、ラクですわ…。)

 久々の青空なのですが、蝉が鳴きません。このあとは、また、雨の予報ですもんね。蝉が鳴いたら、梅干しの土用干しをしようと思っているのですが、なかなか鳴いてくれません。

 蝉って、天気予報よりも当たるもんね。まだ、干すなと鳴かずに言ってくれてるんですわ。蝉を無視して干したら、ザーですもの。日曜日くらいからは、晴れが続きそうなので、土用干は来週に持ち越しです。

 もうすぐ7月も終わりですね。8月、15日(土曜)の教室は、夏休みをいただきます。(みんなも、ゆっくり体を休めてね)。

 では、これより、白いちじくのパンを仕込みます。(バゲットは、すでに仕込み終え、一次発酵の最中ですが、あまりの暑さに根性無し生地になってきたので、冷蔵庫での長期戦に作戦変更です。液種にして仕込んでみました。どうなることやら。)