タジン鍋が諦めきれずにパン種

 萬古焼きをネットで調べまくったわ。

 萬古焼きには、ちゃーんと専用の「タジン鍋」もあるんですねー!(タジンは、蓋に蒸気穴がなく、蓋をすると圧がかかった蒸し焼き状態になるんです)。

 ますます口惜しくなっちゃったわよ。今日買った土鍋の蓋には、二つも蒸気穴があるのよ。

 萬古焼きは、空炊きなどの直火にも強いというもの知ったわ。炊飯用の土鍋で、焼き芋まで作れるらしい。(炊飯用の大きな方の土鍋で、只今、焼き芋づくりを試作中)。

 それなら、自分でタジン仕様にしてしまおうと…。

 蓋の蒸気穴二つに「パン種」を丸めて詰めて、スイッチ・オン!

 加熱すると、パン種が膨らんで、ついには硬く焼き締まり、石膏のような目張りになったわよ。簡単に穴はふさがったわ。これで、タジンと同じよ!!

 ちぎった白菜の上には鮭、キャベツの上にはブタ肉の薄切り。野菜を洗った時の水分が付着していたので、水は入れずに無水料理。

 タジン鍋で蒸し焼きしているように、蒸気が詰まってジュクジュク泡吹いていましたよ。

 鍋は割れもせず、何事もなかったかのように顕在です。お鍋の中には、蒸し上がったお肉と魚と野菜。そりゃー美味しかったわよーーーー!濃い〜お味で。

 タジンがなくても、タジンの鍋料理、できちゃうじゃ〜ん。パン種さえあれば。

 はい、只今、「土鍋焼きイモ」も、パーフェクトに出来上がりましたよ!(これは中蓋に二つ、上蓋に一つ、大きめの蒸気穴がある。これもパン種でふさぎました)。

 こちらのほうは、熱々のホクホク。蓄熱性が高いので、今、むらしている最中です。

 土鍋を天火のオーブン代わりに使いたいという第一目標はクリアできました。

 そのうち、土鍋焼きパンなんていうのも、作ってみようと思います。

 では、これから土鍋焼きイモを試食してまいりま〜す。

 うまく使いこなせるようになたら、教室でもタジン料理を登場させますね。

 

とんがり帽子の土鍋

 見よ!このお姿をば。見事なとんがり帽子の蓋ではございませんか!

 まるで、モロッコ土鍋のタジンみたいだ。

 (ホントのホントは、おフランス製のタジンがほしかったのですが…。でも、おらっちの村の国分寺では買えねえだべ。)

 前から欲しかったんだ。というか、まあ、とりあえず、似たような形のこれで妥協しとこう…という前からの気分で、本日、ゲットじゃ。(ややこしいな)。

 しかし、この土鍋、説明書がついていないのよ。お店の人が、一生懸命に探してくれたんだけど、なかったのよ。

 無水で使えるか否かを知りたかったんだけどね、お店の人も分からなかった。たぶん、無水鍋仕様ではないですね。

 しかしなあ〜。これだけ蓋が天高くそびえ立っていたら、煮物も、蒸し物もさぞかし美味しく作れることでしょう!

 蒸ししゃぶとか、シュウマイとか。すね肉のビーフシチューとか。

(念のため、タジンみたいな無水料理はやめておきますけどね。やはり、ちょっとだけ、クヤシイなあ〜)。

 お豆さん料理もふっくら美味しくできるはず。白菜とタラの蒸し鍋なんかもいいなあ。お肉の白ワイン蒸しなんぞを作ると、たぶん、ジューシーにできちゃうぞ〜。

 楽しみだなー。今日、なに作ろうかな〜♪

 何か蒸しものにでもしてみようか…。

 昨日まで、ゲチョゲチョに疲れていたけど、とんがり帽子の土鍋を我が身にプレゼントしたとたん、メチャ元気が出てきたぞ!

 どこまで単純なんだ。