珍しいアングルですよね。
でも、単に撮った人の体が斜めになっているだけの理由です。
ここのところの忙しさを合法的かつ正当な理由にして、実はうちの台所の野菜が、ほとんど萎びています。そして、それを料理しています。
うまいです。
まともな人間なら(=金のあるやつなら)、捨てちゃう野菜でしょうね。
どれもこれも、古代遺跡から発掘されたミイラみたいです。
でも、私、捨てられるような野菜を美味しく料理するのが、一番の得意技なのです。
まちがっても、「乾物料理」なんていう高尚なものではありません。(このようなものは、○○社とか、○○さんとかいう著名なものに任せておけばいいだけの話です。)
私の料理法は、「ダメにしちゃった枯れた野菜を美味しく食べられるものにする」だけのこと。
それにしても、干からびた野菜の料理って、美味しいんだよね〜〜♪味が濃くって〜。煮崩れしなくて〜。甘みも深まって〜。
忙しくって、料理するタイミングが間に合わなくて、枯れちゃったもの…。ぐにゃぐにゃしているのよね…。でも、これが、美味しいの!!
捨てないで、私を…。愛しているのよ。たとえ、古物でも…・。
さて、今のこの間の忙しさを頑張って突破したら、私…。
「捨てちゃおうか?いや、捨てられない…。萎びさせちゃったミイラ野菜の美味しい料理」を載せますね。待っててね。
わざと、乾物にしたり、わざわざ乾物を買ってきたりするものではございません。やむなくダメにしちゃった野菜を、生き返らせて、新鮮なものよりもむしろより美味しく(?)料理しちゃう方法。
乾物料理って、合理性や食物繊維や健康食品や保存性だけで語られている本が多いですよね。所詮、打算だよね。
私のは、違うの。
一身上の理由による、やむなき料理。生きるか死ぬかの、捨てるか捨てられるかの、食いものかゴミかの、ボーダーラインサバイバル料理です。自分の勝手で無駄にしちゃった野菜に、「ごめんね!美味しくするからね、許してね!」料理。
ごめんね料理です。
あると思いませんか?毎日の台所で…・。
写真は、ミイラゴボウウの美味しいキンピラです。