オーバーナイト

 桜は花吹雪。夜間の室温は、20度をキープ。温かくなったものです。

 糖度も油脂分も高いメロンパンの生地をオーバーナイトで二次発酵させてみました。

 左側が、朝の5時までオーバーナイトさせて焼き上げたものです。右側は、2時間のホイロ(保温二次発酵)で夜中の12時に焼き上げたもの。

 どちらも同時に仕込んで同重量で成形したメロンパンです。

 膨らみ方のボリュームが違いますね。

 このくらい温かくなると、発酵が鈍重な高油脂・高糖分のパン生地でも、動いてくれますね〜。

 一次か二次か、どちらかをオーバーナイトできると、とたんに酵母パンづくりがラクになります。

 教室では、二次発酵をオーバーナイト…というわけにはいかないので、否が応でもホイロで二次発酵させるしかないのですがね。

 家では、一次か二次、どちらかをオーバーナイトさせる手段をとってみてください。

 生地の配合によって、時間の許容範囲は差があるのですが、大まかに言って12時間前後くらいです。(夜間の室温が20度くらいになる時期、夜間でも暖房が不要になる頃が目安です。)