ねえ、見て、見て〜!

 昨日、おおあわてで、塩水を増やした白醤油のもろみ。

 重石代わりに1枚かぶせたお皿の脇から、今日は、白醤油色っぽい澄んだ液体が顔をのぞかせましたよ。

 7日に本仕込みしたので、今日で4日目か。うん、いい感じ。イケそうな気がしてきたぞー。

 匂いは、まだ、醤油のよい匂いではありません。中毛系の豆味噌コウジカビの匂いそのものです。味も、まだ、しょっぱいだけで、うま味も甘みも出ていません。

 このあと、2,3か月寝かせて発酵させます。で、一番搾り。残ったもろみで、二番目の塩水漬け。

 ところで、最大懸案の「酵母パン麹」の方ですが。

 ただ今、白いコウジカビが発生し始めています。あと、数日以内には、成熟したウグイス色のコウジカビになると思います。

 大豆に生やしたコウジカビと共に、塩水に漬けこんで、さあ〜?白醤油に、なるか否か?

 古代人は、酵母パンから、ビールを作った。

 この、たった1行の本の文章で、平成の原始人りんこう庵亭主は、酵母パンから白醤油を作ろうと決意したのだ。(本には、どのようにビールを作ったかまでは言及されていなかった)。

 無謀にもほどがある。

 しかし、強く念じれば、必ず、ことは具現化されて、念は叶うものです。「想念」の力を、願いの言霊を信じているのです。

 夢だの憧れだのというちゃちなものじゃない。夢ていどでは、あこがれていどでは、何も願いは叶うまい。

 アンドロメダ星雲のようにドロンドロンで、銀河系宇宙みたいに果てしない、ブラックホールみたいに真っ暗闇の「想念いのち」です。成功させねば!

 だって〜、本の原稿ネタが、かかっているんだもーん。

 酵母パンから、醤油を作る!なんてさ、スーパースペシャル大馬鹿野郎のアホウみたいで、メチャ面白いじゃん。

 酵母パンのコウジカビよ、さっさと生えろ。