うまく精白することのできなかった小麦ですが、フードプロセッサーで傷つけた表皮から、露出した胚乳に、やっとコウジカビが生え始めました。
日曜日から数えて、4日目です。見えますか?コウジカビの出芽が。白っぽい濁りが、コウジカビの赤ちゃんです。
小麦同様に、1割ほど混ぜた大豆にも、コウジカビの出芽が見られます。
写真をクリックすると、画像が大きくなるはずです。
白醤油づくりのための小麦麹は、たぶん、うまく行くと思います。
11月になり、急に秋も深まった感じ。気温が、ぐんと低くなりました。カビの出芽も、遅くなりました。
でも、無理に、保温や保湿はしません。どのような発酵食づくりでも、初期発酵は低めの温度、ゆっくりめのスタートのほうが良いのです。
若い時の失敗は、すべて、初期発酵の保温・保湿でした。最初から、全速力でとばしてはいけなかったのです。
パン生地だって、同じですよ。
昨日は、立川まで、教室材料の買い出しに行きました。相変わらず、業務用無塩バターに関しては、お一人様1個限り。
買い出しに行く前に、「対策」を考えたのです。
そうだ!歌舞伎の「へんげもの」で行こう…と。何枚も重ね着をして、レジ通過するたびに、1枚ずつ脱いで、別人に変化すれば…。
バターは、5,6個ほどありました。ということは、最後はパンツ1枚だな。
結局は、そんなおバカなマネはしませんでしたがね。良い子で、バター1個で我慢しました。小麦粉とか、ライ麦粉とかを山ほど買いこみ、配達頼んで手ぶらで帰ってきました。
買い物帰りに、カフェに寄って、熱いカフェラテを飲んだら、「へんげもの用」に重ね着した服が、暑くて暑くて、汗だくになってしまいました。
へんげものを実行しなかっただけでも、エライと思ってください。