ヨモギの平パン

 なんじゃ、これは?失敗作か!?

 いーえっ、失敗作ではございません。ヨモギの平焼きパンです。例の中華鍋ひっくり返し焼成法でチャパティーみたいに豪快に焼きあげました。

 ヨモギがプーンと良い香り。春を待つ気の早いヨモギパンです。

 手で引きちぎって、お好みの甘味噌をちょいとつけていただきます。(あんこでもいいな…。)
 ぎりぎりセーフで、やっと写真が撮れました。ゲラの校正が入っていて、朱入れして返送作業したり、加筆原稿をメール送付したりで、本仕事のラストスパートの本日でした。パン作りしながらだから、こまねずみのようにチョロチョロ動き回る一日でした。

 明日も寒そうですね。風邪引かないように、気をつけていらしてください。

しばれてます・冷凍ヨモギ

 雪のあとなので、凍てつく冷たい風が吹く昨日今日です。しばれるなあ。

 昨年春の冷凍ヨモギ。森本さんが「はよ使ってしまわんと、今年のがでてしまうー」と、送ってくれました。みんなの分まで、どかーんと山ほどあるよ。

 明日の教室で、ヨモギパンをやりましょう。ヨモギパンは、中華鍋ひっくり返し焼成法での平パンにするのが美味しいですよ。焼き色の香ばしい部分とヨモギの香りがマッチして。甘味噌を薄く塗ると最高ですわ。

 緑色のもの(ヨモギだけではなく、たとえばホウレンソウとかも)を酵母パン生地に配合するときは、一次発酵を保温で迅速に進めます。時間をかけすぎると、生地の酸化のせいで、きれいな緑色が退色してしまいます。
 せっかくの鮮やかな緑を色美しくとどめるため、発酵の早いパンに仕立てるのがいいのです。