今日から仕事始めの会社も多いようですね。わたしなあざあ、きのう大掃除よ。ゴミの回収が始まってから掃除するほうが、理にかなっている…とか何とか、自分勝手な屁理屈こじつけて。今年もへそ曲がりな1年になりそうです。
先月、12月16日に本仕込みした第一弾の豆味噌、大豆6k分。もう、こんなに味噌っぽくなっています。たまりは上のほうに、ずんずん浸み出してきます。
豆味噌もたまりも、樽によって微妙に味も香りも違います。仕込んだ状況が日々、微妙に変化するせいです。
ですから、私は3,4樽くらい仕込んでおきます。気にいる樽と、ん…あれ?ちょっと…と思う樽がある。兄弟姉妹の性格が、似ているようでも違いがあるみたいに。まあ、これが、発酵というものの魅力と個性なのでしょうね。
本日、早朝に、今シーズン最後の豆味噌本仕込みを済ませました。この後は米麹づくりと玄米味噌づくり。
豆味噌はたまり(醤油)も採れるのが最大の魅力。自家製醤油は、どんな高級な市販醤油にも引けを取らない旨さがあります。
でも、置き場所にも限度があるので、1年分は賄えません。たまりは秋から冬にかけての一時期だけです。しかも、大事に大事に、もったいなく使います。大事に使っても、おせち作りのころになると、使い果たして尽き果てます。今年こそはおせち作りまで自家製醤油を使い切らずにもたせるぞーと思っていますが…。
太めの手打ちうどんを釜揚げにして、自家製たまりをたらたらかけて、ズルズルシコシコ〜と食べたい!と、思っても、すでに、もう、ないのですよ。しくしく。今年の秋までお預けかな。
でも、まだ、もう一樽だけ、たまり味噌を手つかずで取ってあるんだけど。でも、この樽は春になってからの仕込みなので(寒仕込み時期が遅れたので)、味も香りもあまりよくないはずです。(まだ、試食していないのよ)。
東京に比べると北海道は、春なんて言っても、こちらの冬くらいの気温だから、許容範囲が長くていいですねえ。気温の変化の具合によっても、風味が変わると思います。