明日はお教室でございます

 昨日一日ダラダラ休んだら、すっかり疲れが抜けて復活。(やはり、疲れがたまっていたようですな。疲れたなんて、私も人間だったのねえ。)

 明日はお教室でございます。

 昨今、入手困難なバターですが、1ポンド確保しておいたよ!バターあるうちに、クグロフやろうよ、バターたっぷりの極リッチ配合な生地で。

 ググロフはお菓子の仲間で、ヴィノワーズリーの一種です。ふんだんに投入する卵やバターのせいで、発酵はきわめて鈍重。二次発酵すら、数時間もかかってしまいます。

 また、独特の形態の型を使うせいで、クグロフ型を持っていない人は作りがたいものですね。(クグロフ型って、安くないんだよなあ。気軽に買える値段じゃないです)。
 ですから、教室でも行う機会があまりないのです。(まして、バターが入手困難ではなおのことですよね。)

 でも、火回りのよい型を使うのと、配合がリッチなのとで、たぶん、オーブンレンジ使用の人でも、うまく焼成できるのではないか…と読んでいるのです。

 そこで、考えたのは、…。

 今回の教室では成形生地を拙速に焼き急がずに、型入れのまま自宅に持ち帰えってもらい、差し替え生地を自宅オーブンレンジで焼き上げてみるという実験を行おうとおもっているのです。
 私のガスオーブンで焼けば、きれいに焼き色がつくのは当たり前なのですが、でも、はたしてオーブンレンジではいかに?と、思っています。

 教室で捏ねた自分の生地も自宅焼成の宿題なので、持ち帰った型を使用して焼き上げてみてください。ブリキ型などとは違い、型の塗装が特殊なので、たぶん、うまくきれいな焼き色が付けられるのでは…。と、まあ、これを実験してみたいのです。

 もし、クグロフ型の塗装ケースで、うまく焼き色がつくのであれば、オーブンレンジの人は、それと同じ塗装の型を使用すると、焼成が(焼き色が)うまくいくのではないかしら???まあ、成功も失敗も、実験してみなければ分かりませんでしょ。