もうじき、12月8日がやってくるね

 寒い一日でした。

 こんな季節になると、いつも思い出します。

 いずれ来る12月8日。ジョン・レノンが、召されたあの日。

 1980年。

 あまりのショックで、泣きながら走り回った私は、その月後日のクリスマスに出産予定日だった日よりも早く、たった一人の一粒種の、娘の麻衣を立川で産んじゃった〜!

 1980年。12月21日の朝でした。きれいに晴れ渡った寒い午前でした。おひさまが、ギンギン。青すぎる冬空、白すぎる光った雲。見えるはずのないご先祖様が、私の目の前に映ったその日。

 変な年だったな。80年代の幕開け。

 ちょうど、イラン・イラク戦争が始まった年でもありました。パキスタンなんかにも戦火が飛び火してね。
 そんな折に、無知なことにも、わざわざ南周りのパキスタン経由で、仕込み種の麻衣のパパを追いかけて、世界中を飛び回った私。どこにいるかもわからない彼を私は追いかけた。彼が、たどったであろうルートを国際線の飛行機で追いかけながら。あほ。

 帰り道のわからない、長い旅でしたね。でも、イギリス・ロンドンのサウスケンジントンst.の道端で、偶然に彼を見つけた。奇跡でしたね。

 私は、ベトナム難民支援コンサートに行く途中だった。

 彼とロンドンで再会した後から、やっと妊娠に気づいたね。彼の子供を自分の中に宿していたなんて、私は知らなかった。

 で、一人で日本に帰ってきちゃって、親にも言わずに、勝手に子供を産んじゃったー。ああ、可愛い麻衣ちゃん。私も、あなたも、二人ぽっちの一人ぽっちだったかも。生まれてきてくれて、今も美しく、元気いっぱいに生きている私の娘の可愛い美しい麻衣ちゃん、生まれ来てくれて、生きていてくれて、ありがとーーーー!

 <センキョン・ベンジョマッチャ!!>(北方系の訛りで言ってみた。ロシアあたりの。。。。。)

 はは!いーじゃん、人間一人が、生きて生まれてきてくれたんだから。ダメ?

 でも、麻衣が生まれる前に、ジョン・レノン死んじゃった。

 麻衣のパパと、「ジョン・レノンの息子のショーン君の鼻の脇にあるホクロと、麻衣の鼻の脇にあるホクロが、そっくりで、同じだね、嬉しいね」(アホ)とか、言っていたよ。(関係ないか)。

 山梨の慧光寺で、ジョンレノンの命日(12月8日)に、「イマジン・コンサート」あります。コンサート開始時間は午後8時から。その前の時刻の7時からは、南インドのカレーを食す会があります。
(日帰り2000円、お泊まり7000円、お申し込み12月6日まで)。

 平和を思い、願う、コンサートです。持ち寄り楽器やドリンクもOK。詳しくは慧光寺(えこうじ)のHPを見てください。

 私は、この秋冬、行かれないです。やらなければいけないことが、たくさんあります。もし、ご興味がある方は、慧光寺へ直接」尋ねてみてください。(住職・證善=しょうぜんさん。)

 私は今日、今シーズン初の豆味噌仕込みをして、種付けしました。これは、北海道の雪の積った山の中へ、里子に行く子たちです。ソーやダイソンなんていう猫ちゃんやワンチャンがいる山の中の小さな家なんです。野性的なヤローども。。。。

 豆味噌子育て初めての、純なyuukoカーチャンが待っています。

 ちゃんと育てられるかなあ…。

(無題)

 冬空色のお天気です。青でも灰色でもなく、乳白色にけむる空。

 知恵熱が治まったというのに、一向に頭のよくなる気配がない。一晩ぐっすり眠った程度で治ってしまう知恵熱では、効用がないのだろうか…。

 豆味噌用の大豆をコトコト蒸しながら、次の本づくりの企画へ向けて、水面下で動き始めました。来年は今までやらなかった新たなことにチャレンジしたい。まだまだ「企業秘密」(?)段階の事始めです。
 ムック誌を作りたいというのも、その一つですが、フィクション分野もチャレンジしたい。うまくいくかどうか、まだ未知数だけれど、何もチャレンジしないよりは、するほうが勉強になるしねえ…。成功・失敗含めて経験ですから。

 あえて「夢」とは言わない。夢と言ってしまっては、叶わなくても当然の話に帰結してしまうからね。夢をあえて「企画」「予定」と呼ぶ。叶わなかった結果の言い訳にしないために。言葉って想念だからね。夢と読んだ瞬間に、すべての可能性は激減します。
 書き記す文章以前に、心に抱く言葉そのものを選ばないといけない。ネガティブな言葉は持たないほうがいい。単なる評論家になり下がってしまうから。自分でなにもできなくなる。何も産め出せなくなってしまうから。

 早朝から、ポプラ社のホームページをあちこち読み進む。出版傾向とかカラーとかをマジメに調べるためだったのに、編集者たち自前の本音書きコーナーが面白くて、ゲハゲハ馬鹿笑いしながら、ずーっと読みつづけてしまった。写真家の天才アラーキーや藤原新也さんのHPにもリンクしていて、やけにおもしろかった。

 ポプラ社、元々は児童文学で有名な出版社だけれど、近年、一般書づくりにもずいぶんと力を入れていて、なかなか熱いですね。目が離せない出版社です。出版界氷河期の時代の中で、たくましくしたたかに本づくりをしているみたい。スタッフも若い年代みたいです。ジャンルもメディアも問わずこだわらず、ですね。やりたいことをやっている出版社だなあ…。うらやましい。

 本日、これから恒例の今シーズン初の豆味噌麹づくりです。土曜日までにコウジカビが生えていればいいんだけど…。3日間じゃ、たぶん、まだ生えそろわないだろうな。(火か水曜に開始すれば、ちょうどタイミング良かったはずなのですが、ちょいと体調を崩していたので、できなかったです)。