アエイーシ空洞できずに失敗!

 生徒が作りやすくなるのじゃないかと思い、エイシの水分を少なくして作ってみました。確かに生地は扱いやすかったのですがー、空洞ができなかった!ガチョーン。

 あの空洞はやはり、100%の水分じゃないとできない気泡だったのか!?それとも、たまたま、それ以外の理由の偶発的な失敗なのか?どちらが理由なのかは分からないのです。

 やはり、100%水分ドロドロで作らなきゃいけないのかなあ。

 しかし、これじゃあ、まるで、できそこないのパン・ド・カンパーニュですねえ。(味は美味しいのですが)。小麦粉の世界は実に不思議で面白い。
 大昔のエジプト人、こんなレシピをよく考え出したものですねえ。ちゃんと中に空洞ができて、そこに料理を詰めて食べることができるパン。それを小麦粉と水を同量の液体状のパン生地で作るなんて…。私なんざあ、絶対に思いつかないパンのレシピですよ。しみじみ、大昔の人の知恵には感服します。

 昨日は微熱が出て、一日死に体だった。風邪でもないのに熱っぽくなるなんて、たぶん知恵熱だ。私はこれから頭がよくなるかもしれない。