ぎっくり腰の救急痛み止め方策

  雨続きで写真が撮れない。

 もはや末世かと思われるようなぎっくり腰の激痛が、今夜あたりから和らいできた。
 今朝は脂汗と、うめき声で、やっとの思いでベッドから降りた(落ちた?)が、早朝から昼までわけあって大掃除をしなければいけなかった。
 苦肉の策で消炎作用のある鎮痛剤(解熱剤・痛み止め)を飲んでみた。正解だった。目が点になるような激痛は回避できた。歌舞伎役者のような動きだったが、何とか大掃除完遂。無理を通せば通りが引っ込む。がはははは!やったね。

(ただし、この大掃除は、打ち合わせ予定の担当者の深刻な緊急事情で、急に延期になり、報われぬ大掃除となったのだがね。まあ、昨年末の年末掃除をサボったので、ちょうどよい掃除となったから、よかったですけどね。担当者のお母様が倒れられて、急きょ、遠方の郷里へ向かわなければいけなくなった。回復されるといいが。ご無事を祈るのみです。わけあって、とある器具がスタジオに入れられず、我が家での撮影になるような話だったので、ぎっくり腰にめげずに、ビンテージものの汚れ落としに余念がなかった私です)。

 痛み止めを飲んで、しこしこ動いているうちに、骨のゆがみが矯正されたのかなあ?なんだか痛みが快方に向かってきた。ぎっくり腰って、じーっと動かないポーズを取っているのが一番つらいのよね。じーっと座っていても苦痛、じーっと寝ていても苦痛。ゆるゆると、自分のペースで動いているのが一番ラクなのよね。動くためには痛みが邪魔よ。もーこの際、痛み止め飲んじゃえとか思って。じーっと安静にしていたくはないからねえ。で…。

 効いた。ぎっくり腰の激痛時でも、どうしてもやらなければいけない仕事ってあるじゃないですか。そのときは、痛み止めですよ。生理痛じゃあるまいし、まさか効くまいと思って飲んだんだけどね…。がはははは!効いたよ。

 二日間の激痛との戦いが、嘘のように過ぎ去ろうとしている。明日こそは鉄火味噌を作ろう。夏蓮根は高いので、うちのハスの根を一節だけ、ちょうだいしよう。自分で育てているハスの根を食べるのは、ちょっと抵抗があるが、やむをえない。(経済事情である)。ごめんなちゃい、私のハスちゃん。1個だけ、ちょうだいね。ママ、ビンボなの。

 明日は蓮根掘りだ。そして鉄火味噌作りだ。そして、ぎっくり腰の完治だ。

夏野菜の保存

  真夜中。

 田舎の母から電話で耳寄りな情報。で、これは私もまだ試してはいないのですが。

 キュウリやナスなどの夏野菜が、そろそろ裏なりで余剰する季節です。余剰野菜を塩漬けに保存して、秋や冬に味噌漬けや粕漬けにする方もおられると思います。(私も大した量ではありませんが、漬物用に塩漬け保存しています)。

 母が申すには…。

 野菜を塩漬けする時に、塩だけではなく海の砂も混ぜて「砂塩」にして野菜を漬け込むと、色が退色せずきれいなままで、なおかつ、その砂塩は翌年も使いまわしがきくので、塩も無駄にならない…とのこと。
 ダイビングだの何だのと、海の好きな我が娘に頼みこみ、今度、きれいな海から砂を持ってきてもらいように頼みこみました。(とーぜん、ぜひ、試してみたい)。

 さらに、その上、母が申すには…・。

 塩漬け野菜を塩抜きする際に。まずは半日くらい水で塩抜きしたら、その野菜に重石をかけて、余分な水を抜いた後、(そのあとですよ)、水ではなく「おから」にうずめて塩抜きすると、水っぽくならずに美味しいとのこと。
 むむ・・おからで塩抜きか…。おからなら、豆腐づくりで山ほど出てしまい、冷凍庫に所在なさげに蓄積されておるわい。

 砂で塩漬け、おからで塩抜き…か。我が母ながら、なかなかの猛者である。ぎっくり腰などと、泣きごとを言っている場合ではない。年寄りに負けてはいられない。
 しかし、教えてくれるのが、いま一つ遅いんだよね。もうすぐ秋じゃん。余剰きゅうりなど、もうとーっくに塩漬けしちゃっているよ。これからナスでやってみるべえか?(でも、私、ナスの漬物はさほど好きではない。キュウリが好きなのよ。今さら教えてもらっても、今年はもう間に合わないかも)。

 野菜が豊富な地域にお住まいの方。これから塩漬け保存の方。だまされたと思って、ちょいと我が母のいうことを試してはみませんか。(本当に、だまされていたりして。あとから、バーカとか、アッカンベーとか、まさか信じたの?とか、笑われたりして。あ、大丈夫、そこまで意地悪ばーさんではない人ですから。)

 よっしゃ!来年から砂で塩漬け、おからで塩抜きだ!