平パンのアラビッシュ焼成法

 本日、三度目のブログ。(ウィンドウズメールが機能しなくなって、よほど他者との交信に不安を抱いているようだ。この画面だけは、まだ、ぽしゃってはいない。すがりつけるのはここだけだ。しかし、相変わらず、漂流の挙句、陸の孤島に流れ着いたような気分)。

 パン焼きの写真をご覧になって、私の精神状態が、つ、つ、ついに!…・と、思われた方もいるはず。(精神性ストレスによるアレルギー皮膚炎と落ち込みは続行中)。

 大丈夫です。まだ、フツーを装うことができます。(でも、しんどい)。

 中東の平パンはフツーにオーブンで焼くと、ピタみたいにプクーっと膨れて、中が空洞になっちゃいますよね。そして白っぽい焼き上がりになる。でも、空洞が不必要な場合だってありますよね。

 はい、そのようなときは、私のやり方をまねしてくださいな!

 まず、中華鍋を逆さにして火にかけます。そして、両手のひらでピチャピチャとチャパティーみたいに紙のように薄くしたパン生地を熱々の中華鍋の底にペッタリと張り付けるのです。
 生地は煙を立てながら、あちこちプクプク膨れてきます。あわててひっくり返して、もう片面を同様に焼きあげます。この間、数分です。速効パン焼き!10枚くらい、あっという間にやけちゃうよ。
 思いっきりエスニックなパンの焼き上がりです。カレーやバーベキューなどの料理に合うパンですし。えーと、なんつーんだい、あれ、ラップサンドと言うのかい?トルティヤーみたいなやつ。あのパン生地にもなるんだよ。オーブン不要なので、野外クッキングのパンにもなるしね。発酵時間は全部で3時間くらい。粉はアターを使うと美味しいけれど、白い小麦粉でもクセがなくていいですね。どちらでも美味しい。

 オーブン不要のパン作りは、陰でコソコソいろいろと開発しているんです。

 いま、一番やってみたいのは、砂漠の中のパン焼き。砂の上で焚き火をして、その焚き火をよけて、焼けた砂の上に生地を置き、上に焚き火の燃え残りをかぶせて蒸し焼きにするパン。「焼け砂パン」か?アースオーブンの一番原始的な方法ですよね。あれ、やってみたい。フガスやお焼きも、暖炉や囲炉裏の燃え残りの灰の中にうずめて焼くもんね。
 でも、私は砂漠の焼け砂のほうがあこがれだなあ。うちのパン教室の生徒が、いつベドウィンの男性と結ばれて砂漠暮らしをしてもパン焼きができるように(?)、ぜひ、砂場でのアースオーブン焼成法も教室でやってみたいね。(実に親身で実用的なパン教室である。こんなにも実用的なのに、なぜ生徒が集まらないのかが不思議だ。)
 吉祥寺、井の頭公園に隣接した公園で、バーベキュー焼きなどの火を使える場所があるので、いつかやってみようか?(いやだ!誰が砂漠に嫁に行くか!?と、突っ込みを入れられそうだなあ…。)

 

本日二度目・ろくろ、貰い手つきそう

  本日も猛暑になりそうです。

 しつこく騒いでおりました陶芸用の電動ろくろの件は、我が教室の生徒が全部もらってくれそうな感じです。ということで、早々に解決しそうです。
 話を持ってきた肝心要の校長先生が、ケータイをどこかに置きっぱなしなのか、電話がつながらない。つながり次第、決着です。(校長先生も、今、夏休みだもんなあ。ケータイなんか、どこかに放ったらかしにしてるのかもしれない)。

 さてさて。私の方は。

 昨日の「営業活動」(?)の戦略で、企画を立て直し。羊肉料理を全面に出さず、わが自然発酵のパン種(老麺)の方を前面的な切り口にして組み立て直すことにしました。ある意味、願ったり叶ったりです。いくらマイナー素材が好きでも、いくら羊にロマンを感じても、日本民族の中で羊では…あまりにもマイナー過ぎるもんなあ。いくらなんでも冒険が過ぎるよね。遊牧民というわけではないし。羊肉料理は本の中の方に閉じ込めます。

 パンの発祥の地はユーラシア大陸、ことに中央アジアやアラブ諸国のイスラム圏が根本的な起源だと思っているんだ。かの地の麦や、かの地の自然発酵種(老麺)が、パンづくりの親分。ヨーロッパや新大陸に渡ったのは、その後だよ。ピザだって、みんなイタリアのパンだと思っているけれど、本当は中東、トルコ近辺が発祥の地です。
 かの地で本質的なパンの味をしめた旅行者は、日本に帰ってきてからも、その味を再現しようとしてパン作りを試みるんだけど、現地みたいな味にはならないのよ。
 当たり前ですよ。まず、麦とパン種が違うんですから。ことに、パン種、つまりパン生地の発酵そのものが違うんですよ。原種に近い小麦って、自然発酵しやすいからねえ。小麦の原産地の小麦粉は、やはり日本の麦とは違うしね。つまるところ、パン種で追うしかないですね。日本の麦もマイナーだから。

 ということで、羊肉料理の後は、しばし、エスニックパンに取り組みます。シルクロード、古代ユーラシア大陸のパンを再現できるのは、私のパン種しかない。

暑くて眠れぬ真夜中に

  今年初物のゴ○キ○リちゃんが、ついに出たー!夏の風物詩。
12年前に買ったコクローチとかいうシューッをかけたが、賞味期限切れか?元気いっぱいに風呂場付近を走り回って、ハタメーワクな爆走迷走。結局、マークンが、「可哀そうだけど」と言いながら、スリッパでペシン!して、成仏していただいた。(わたしゃ、ぜんぜん可哀そうとは思わないんだけどね。うちのゴキちゃんは、どういうわけか風呂場に出没するのがお好きみたいで、本当にメーワクなんです。風呂場にアポなしで登場するの、止めてもらいたいです。私にだって、多少の心の準備というものが必要なんです。)

 ここのところ、真夜中も30度を越していて、草木も眠る丑三つ時に、必ず目が覚める。意地になって冷房つけていなかったけど、本日より妥協。エアコンつけて生き延びる手段をこうじはじめた。睡眠不足にも我慢の限界があるけんね。

 真夜中に鳴くセミがいる。(セミも暑くて眠れずに、我が身を持て余して真夜中に鳴いているのか?それとも単に、不眠症のセミなのか?)

 あのー、しつこくお問い合わせいたします。どなたか陶芸用の電動ろくろを、欲しい方、おられませんでしょうか?無料で差し上げます。3,4機あります。三鷹まで取りに行ける方、探しています。ご入り用の方は、私のyahooの方のメールアドレスまで、お問い合わせ願います。atozabcdefg@yahoo.co.jp
(PC備え付けのウィンドウズメールが早々にダウンしちゃったので、こちらのアカウントだけのフリーメールアドレスしか機能していません。とても不便ですが、しょうがありません。)

 yuukoさーん。三つの?に関して。神田ヴァージョンは無事帰還、うかたまヴァージョンは続行、パン宅配ヴァージョンもOKです。
 パンに関しては、上記のメールまで送付先(受取人)の郵便番号・住所・氏名・電話番号をお知らせ願いまーす。ブログリンクのよしみで、パン代金は無料です。毎度、素晴らしい写真を見させていただいてます。(あー、北海道に帰りたい!ヤバイよ。)
 ただし、無料試食パンのヤマト送料だけは受取人の着払いとなっておりやんす。(ゴメンね。うち、ビンボやけん。でも、パンだけは、なんぼーでもつくれるからね。)

 おっと!こんな真夜中に娘からの電話!終電乗り遅れたから泊めてーですって!