千歳の叔父にラム肉料理のレシピも送ったし、これで一件落着と思っていたラム料理のレシピ作成ですが、…・。
この暑いときに再復興。「本にしてみましょうか」という話が、なんとなく舞い込んできたもので。
でも、本にするには、そのままではボリュームが不足です。(叔父ご用達の専用レシピだから)。
そこで、今度は本の刊行を念頭に置き、書き増し作業に突入。なにせ、ふだんは何一つ計量せずに、味見しながら、かなりいい加減に作るものだから。
しかし、レシピ作成となると別作業になるのです。全部マジメに軽量から始める。特に面倒なのが、スパイス類ですね。微妙な量だから…。(微妙な量をきちんと計れるデジタル秤を持っていないのです。嫌いなんだよね、あれ)。
写真はタンドリーチキンのラムチョップヴァージョンです。
使用スパイスは、コリアンダー、ターメリック、フェネグリーク、クミン、チリペパー、ブラックペパー、シナモン、パプリカ、クローブです。ホールを粉に挽いて使います。使用量の配合は、まずは全て「同量」でやってみるのが一番バランスがいい。試食してから、強すぎるものを減らし、不足な物を増やす。(今回はラムチョップ5本に対して、全部各小さじ1です)。
それ以外に、にんにくすりおろし、しょうがすりおろしを書く大匙1、ヨーグルトを50g、塩小さじ1。
肉の下ごしらえに塩コショウ少々とレモン汁大匙1(レモン汁がなければ酢でもいいよ)をまぶしておく。それに上記を塗りたくり、ついでにサラダオイルを大匙2ほどもみこむ。1日ほど冷蔵庫で寝かせてから、200度のオーブンで8,9分ほど焼くだけ。焼き上がりにパセリのみじん切りなどをふりかける。これはコリアンダーのみじん切りでもOK。ラムが無かったら、チキンの手羽先とかでも美味しいよ。
夏はカレーだ。スパイスを挽いたり調合するのが面倒だったら、市販のカレー粉でもいいかもしれない。(ありきたりな味になるけど、でも、大衆的に好まれる風味です)。
ポイントは、まずは肉に下味をつけておくことと、最後にサラダオイルを混ぜるのを忘れないこと、です。
叔父用のレシピには面倒なスパイス調合や暑くて作るのがイヤになった煮込み料理、麺料理が少ないので、そこを増やすつもりです。
でも、しかし。ここまでやって、これでもし企画が通らなかったら…。あのー、わたし…。タダ働きの2乗になるんですけど…。