ピントの合っていないギボウシ

 しんちゃんからもらった「ギボウシ」を撮ろうとしたのに。

 ピントのことを何も考えずに、そのままシャッターを押したら、「背景」のほうにピンとが合ってしまった。

 この前、でっかくて珍しいギボウシだと思って、国分寺農家の花を買ってきて写して載せたら、あれはギボウシではなく、「なんとかこんとか」とかいう名前の外来の花だったらしい。

(聞いても、すぐに忘れるような、カタカナ語の名前だった)。

 ということで、ピントはずすのは、得意です。

 真夏が来たような暑い昨日と今日です。

 ハスには太い茎が何本か伸びました。8月分の追肥、しんちゃんに作ってもらったので、一安心。

 ドタバタ忙しがっているうちに、7月も半ばを迎えるのですねえ…。早いなあ。

 今までは、外側からの仕事が多かったので、今後の夏は、自分の本の原稿書きに戻って、マイペースを再開したいです。

 暑くなると、パン教室の方も、定員オーバー状態ではなくなって、毎度おなじみの顔ぶれになる。で、教室も、ほっと、マイペース再開。

 ともかく、マイペースを取り戻そう。

 私の右腕のつらさは、けんしょう炎なんですって。(私の気功整体の先生は、元・整形外科医です)。

 なーんだ、ただの、けんしょう炎か…。と、知ると、やけに安心した。編集者連中も、みんな、けんしょう炎持ちだ。単なるパソコン病じゃん。

 これで、私も現代人。文明人。

本日はお教室でございます

  あつ〜い一日になりそうですね。熱中症にならぬように、お気をつけていらしてください。

 帽子や日傘で、我が身をお守りください。

 ちなみに、わし、冷房嫌いなので、クーラー2台とも今もって冬眠中だ。(フィルター掃除をしていない)。

 チーズケーキみたいな菓子パンやります。暑いので、よーく発酵するね。

 甘いものついでのお中元代わりに、水羊羹も作っておいたでよお。

 

今週のパン・チーズケーキみたいな菓子パン

 昨日は、午前も昼も午後も、出たり入ったりで、てんで仕事にならん日だったので、サンプル試食パン、やっと焼き上げたのが、夜中の3時よ…。

 妖怪か、わたしゃ。

 どこのどいつが、真夜中に、パン焼く匂いを近所中にまき散らすんじゃ。

 生地の粉、わざと薄力粉をブレンドして、やわらかにして、菓子パンっぽさを演出してみました。

 その上、本配合の糖分は20%です!

 300gの粉に対して、大匙6ほども砂糖が入るのよ。甘いよ。だって、お菓子のつもりで作ったんだから。

 「これでもかーっ」つーくらい、甘いフワフワパン。

 ケーキ代わりに、ときにはいいでしょう。でも、間違っても、食事パンにはならないけどね。紅茶やコーヒーと合うパンです。(ビールには合わんな)。

 ソフトモードの下火焼成にして、わざと、焼き色を着けずに仕上げてみました。

 これなら、オーブンレンジ使用の人も、うまく作れるんじゃないかと思って、考えついたチーズケーキみたいな菓子パンなんだけど…。

 どうかなあ?オーブンレンジの人も、うまく焼けるのかなあ?自宅でも、試してみてね。

 (皆様お使いのIHだのオーブンレンジだののせいで、私の試行錯誤は果てしなく、つづくのでございます。)

 お料理は、季節がら、新生姜赤紫蘇漬けのかき揚げや、ちりめん山椒の稲荷などを予定しています。

 わたしゃ、甘いお菓子とお紅茶なんて、だーいっきらいだからね。

新紅ショウガのかき揚げ

 出来たてホヤホヤの新生姜の紅ショウガを天ぷらにしても美味しいんだよ。

 薄くスライスして、ちょっとキッチンペーパーで水気をおさえた後、薄衣をまとわせて、少し低めの中温揚げ油で、浮いてくるまで揚げます。

 たった、これだけのことなのに、ともかくウマイ。

 湿気や暑さや冷房で、身体が重いときや、お腹の調子が悪いときには…

 こんな、爽やかな味の天ぷらで、元気を出してくださいな。

 なにせ、梅、赤紫蘇、生姜の三つ巴の味なんですから。だから、ちゃんと、赤梅酢に漬けた自家製手作り紅ショウガじゃなきゃ、ダメだよ。

 んでもって、酒にも合うしさあ…。(これが本音だ)

 ついでに、夏野菜の薄切りのかき揚げにも、千切りにした紅ショウガを入れるの。これも、野菜だけものもより、美味しくできあがりますぜ。

 いま、整体から帰ってきたところ。これから、またお出かけ。

 今週の教室のパンは「べークドチーズケーキの酵母パンバージョン」を予定しています。チーズケーキみたいな、お菓子の酵母パンだよ。

 で、出かけるので、撮影は後になっちゃうから、写真は明日かも。

 すんません。しんちゃんちに行って、ハスの肥料をもらって来るんだ。

 うちのハス、まだ、つぼみが上がってこないから。

書き終えたぜ〜〜

  イヒヒヒヒ…。ウヘヘヘヘヘ…。

 ゲンコ、書き終えやんしたぜえー。

 意志の弱さにだけは自信のある私にしちゃ、珍しく、決めた通りの日時に仕上げたぜえー。(エライ!)…。(ほめろ。)

 アホだから、パソコン画面で17枚も書いちまったぜえー。(ところで、誌面12ページに、編集できるのでしょうか?書きながら、かなり心配だったのですが…。)

 これから、酒、飲む。ガバガバ飲む。

 てやんでー。

 酒飲んで、煙草吸って、どこが悪いんでい〜。くそ…。

 特に、車乗るやつになんか、煙草吸うなとは言ってもらいたくね〜なあー。

 特に特に、車頼りの、どこぞの大国のやつらなんかには、絶対にいってもらいたくはねえぜ。

 どこの国の誰だい?

 第三世界の人々を飢餓に陥れたのは?

 んでもって、何が、健康かい?

 煙草よりも、何百倍、何千倍もの毒ガスを広範囲に排出していると思っているんでい。あいつらのほうが、よほど、健康にも、環境にも、地球にも、悪いやつらなんでないのかい?

 車の排気ガスって、人まで殺せる毒ガスなんですぜ。

 それなのにさあ、なんで、煙草だけが、なんで悪いのさ?

 煙草が千円になったら、セレブ高額納税者で、鼻高々で、人前で威張れるよな。

 あさましい。クソみたいな国家の収入論理だ。

 イヒヒ…ウヘヘ…。

 やば・・。飲む前から、すでに酔っ払っているわあ…。

むくげの花も咲いたし…だから、小豆ご飯

 むくげの花が満開になると、どういうわけか、小豆のものを作りたくなるのです。

 締切原稿を気に掛けながらも、小豆をコトコト煮ているわしは、食い意地が張っているのか、食い根性が強いのか。

 それとも、…。

 むくげ→夏→水羊羹と新茶→小豆ご飯と赤紫蘇に染まった新生姜

 というような思考回路で、単なる、パブロフの犬的条件反射なのか。

 関係ない話だけれど。

 そういえば、昔の赤飯には、食紅で真っ赤に染められた紅ショウガが、のっかっていたなあ。

 それをはがすと、口紅のキスマークみたいな跡が、お赤飯に残っていて。

 お赤飯の恥ずかしい部分。赤飯の恥部。

 毒々しく赤く染まった部分が、やけに美味しかったです。

 昔から、どこか、何か、食べ物のえげつない部分が好きだったなあ。

 今も、そうだけどさあ…。

 こんなアホなこと、ぼーっと思っていないで、マジメに原稿仕上げなきゃな。

どこか、ほかで、なさったら…

 yuukoさんのフォトブログで、あまりにも、ああ、あ…、とても、美しい(美しすぎる)ヒメシジミ蝶の交尾姿の写真を拝見しました。

 ああ、きれい…。涙が出そう。きれいだあ…ああああ。

 なんで、生き物の、いきのびるいのちの営ごとって、あんなに偉大で、美しいんだろうなあ…。

 以前、アオスジアゲハの交尾姿を(今の家ではなく、あべ合成先生亡きあとにお借りしたアトリエのお庭で)見たことがあります。

 ゾワッと、鳥肌が立つくらい美しかったです。

 んで、…。

 現実さ。

 今の私の。

 私の親指の太さほどもある相撲取りみたいな蛾が、洗濯物を干すフェンスで、交尾していましたね。

 実はこれ、先月、6月末の画像です。

 お二方とも、常に、プルプル小さく微妙に震えておられましたね。

 ああー、これはこれで、(迷惑だけど)しょーがないかなーとか。

 でも、…。

 やーねえー。。。。。とか。

 洗濯物が干せない半日でした。

 別に、ヒメシジミに対抗したわけじゃないんだけどね…。

 まあ、生き物って、いろいろ、自分も含めて、悲しく、たくましく、生きていらっしゃいますよねえ。

ホタル、見られなかった

  夕べは一杯気分で、国分寺跡の湧水まで、ホタル探しに出かけたのに、1匹も出会えませんでした。

 国分寺のホタルシーズンは、どうやら、終わってしまったようです。

 ホタルの光が見られなくなると、本格的な暑さの到来、夏になります。

 嬉しいような、でも、ちょっと淋しいような…。

 あと、もう一回だけ、見たかったなあ。初夏の後姿を見逃してしまったようです。

 今日、明日と、締め切り間際の原稿書きをマジメに仕上げです。

 空は、ほどよく曇っている。お籠り仕事日和です。

葉トウガラシ

 国分寺野菜に、葉トウガラシのご登場。

 可愛い白い花のオマケつきでした。

 もう少しすると、今度は、小さな赤ちゃんトウガラシのオマケつきに変わります。

 赤ちゃんトウガラシつきのほうが、辛く出来上がって好きなのですが、花つきは、可愛い花を飾れるので、やっぱり好きです。

 葉を枝からもぎ取って、葉トウガラシ200g。

 これを出し汁200g、酒大匙2、みりん大匙1、醤油大匙4で、汁気がなくなるまで煮詰めます。20〜30分くらいで、佃煮のできあがり。チョー簡単です。

 あんなに、わっさわっさとあった葉トウガラシは、小さな一ビンに収まってしまうほどのコンパクトな佃煮になります。

 葉トウガラシの佃煮は、深緑の塊です。

 この季節は、緑の葉物野菜の種類が冬や春ほど多くはないので、深緑の葉トウガラシの佃煮は重宝します。

 初夏のご飯の周りシリーズの一品です。

 これから、たくさん出回るので、見かけたら1束ゲットして、葉トウガラシの佃煮を1ビン、作り置きしてみてはいかがでしょう。

 辛いもの好きの方は、花が終わって、赤ちゃんトウガラシが付き始めてから作ってください。(辛口のもののほうが、保存性は高いです。)

糠漬けとか新生姜のこととか

 大忙しだった1週間も終わり、ほーっと、静かな日曜日。

 急に真夏がきたみたいな、30度を越す日々も、なかなかのものでしたね。

 常日頃の行いが良いせいか、それとも、不摂生慣れしているせいか、ハードスケジュールもなんのそのでした。

 ろくろく、まともにブログ書きすらできていないこのかんに、新生姜の甘酢漬けと、紅ショウガが、勝手に出来上がっちゃっていました。

 わあー、キレイやなあー。バラの花みたいじゃ。

 ほんのりピンク色の甘酢漬け。目も覚めるような赤梅酢色の紅ショウガ。

 出来たての新生姜の漬物を糠漬けに添えると、普段のお漬物が、にわかに華やかになりました。嬉しいなあーー。キレイだなあーー。

 糠漬けも、絶好調に美味しい季節になったので、またまた、糠床の押し付け的床分けを再開。糠味噌ファミリーの増殖と拡張。

 で、糠味噌ファミリーの皆さま、みんな全般的に、塩入れ不足の傾向がありますよ。酸っぱくしすぎたり、ダメにしちゃうのは、たいがい塩不足なのよ。

 かき混ぜて野菜入れるたびに、必ず、ティースプーン山盛り1、2杯くらいの塩を足すの忘れないでください。
 あと、容器の内側の肩をキッチンペーパーできれいに拭いたら、そのペーパーを小さく折りたたんで、糠床のまん中に押し込んでおくのよ。
 そうすると、野菜から出る余分な水気をキッチンペーパーが、吸いとってくれるのです。

 あと、もう一つ。毎日、頑張ろうとしないこと。2,3日、放っておいても、どうってことないよ。もちろん、こんな本当のこと、本には書けないけどね。

 わたしなんざあ、1週間放置…なんて、ざらですわ。さすがに、1週間ちかくも放っておくと、酸味が強まるけどね。でも、糠と塩を足して、かきまぜておくと、2,3日で、元の美味しい味に戻るよ。

 でも、2週間以上、放っておくと、虫が湧くよ。(ショウジョウバエ)

 ただし、これは上面だけなので、上の部分を多めに取り捨てて、残りに糠と塩を加えて混ぜておくと、数日で、また美味しく戻る。ずぼらで、いい加減でも、大丈夫だよ。

 自然の季節が、備え整えてくれる食べ物の数々って、本当によくしたものです。その季節の心身に必要なものをいつも必ず、自然が、季節の変化が、万全に用意してくれている。

 マクロだの、ホールフードだの、酵素食だの、リビングフードだの、観念的な情報や知識なんぞに翻弄される必要はないです。

 そんなものなんかを盲信しなくても、自然が、季節が、そのようなものの全てを私たちのために用意してくれています。

 何かを信じたいのなら、自然を、季節を、時間の流れを、人間の生命力を信じてくださいませませ〜〜屁のカッパ〜〜。