煮物用の調合醤油

 ひじきだの、切干大根だの、高野豆腐だの、炊き込みご飯だの…。

 秋になると、和風の煮物が美味しい季節になりますよね〜。

 一番大好きな料理が、和風のお惣菜。毎日、なくてはならない大切なお惣菜。

 基本的には、だし汁、酒、塩で旨味を引き出しますね。それとプラス、みりんと醤油を少々。和風の味付けは繊細です。

 でも、根っから大雑把な人間なので、醤油が入り過ぎたり、みりんが多過ぎたり…。濃い味にしてしまう失敗がよくありますわ〜。

 覆水盆に返らずでして、ひとたび入れ過ぎちゃったものは、もう取り返しがつかないわけよ。

 わが身のそこつさを熟知しているので、転ばぬ先の杖の調合醤油を常備しています。

 醤油1:みりん2:酒3

 たとえば、醤油50cc、みりん100cc、酒150ccを混ぜ合わせておくだけです。水分はだし汁、基本の味付けは粟国の塩。そして、この煮物用調味醤油で味付けを調えると「ヤバッ!また、やっちゃった〜」的上味付けを失敗することはほとんどないのよ。

 早い話が、醤油とみりんを酒で薄めているだけの調味料なんですけどね。これを用意しておくと、日々の煮ものづくりが簡単になるの。そこつさ故のしくじりも激減するし。

 うそじゃないよ〜。だまされたと思って、やってみなはれ。使いこなすと、すごく便利なんですから。

 もう金曜日だというのに、明日の教室パンのセンメル生地の加水量が、まだ今一つ決まらないのよ。小さじ1,2の水を減らしたり増やしてみたり。

 今週はなんとなく気分がブルーだったわ。だから、昨日は気分転換に、白髪染め・・じゃなかった、「カラーリング」に行ってきたのよ。カラーね、カラーリングだからねっ。

 「カラーリングお願いしまーす」つーたら、担当の美容師さん「はーい、<白髪退治!>開始しまーす」ときたもんだ。

 秋ブルーなのよ…私。今日も、センメル発酵中。