ちっちゃなロールケーキ・断面図

 ささ、調子こいて第二弾、「断面図」行くわよっ!

 レシピは、先ほどの画面を見てね。

 写真・左は「丸ごと1本バナナと、チョコクリーム」。

 右は「サワークリームと、餡」(生地には大さじ1の抹茶が加わっています)。

 好みの具を巻いたら、食品ラップで包んで、少し落ち着けるほうがいいわ。(写真・奥に巻いて包んだものが写っています)。

 巻くラッピング素材をオシャレなものにしたら、そのままプレゼントなどにもなるかもね。(わたしゃ、ゴミになるラッピング材料に凝るつもりはサラサラねーけんどな)。

 丸ごとバナナ入りのほうは、子供のおやつにもピッタリ。「時間がないから、朝メシいらない」なんていう♂にも、コーヒーや紅茶と一緒に出したら、大慌ての一口で、お腹の足しにしてくれるかもしれないね。(何も食わないで仕事に行くより、少しはマシだろ?)

 抹茶・餡の方は、日本茶とともに、ごゆっくりどーぞ。

 ちなみに、先の画面の中身は、「サワークリームと、桃・メロン」でした。

 ロールケーキは、「中を何にしようかな〜?」と考える選択肢があるので、とても楽しいお菓子作りです。

 ですから、生地焼きくらいは、肩ひじ張らないで、失敗なしのお気軽焼成にしたいですよね〜〜。でしょ〜?

 時間のあるときに、生地だけ作っておいて。(とは言うものの、仕込みに10分、焼成に20分で、合計30分あると、できちゃうんですけどね)。

 あとは、作りたいときに、or、食べたいときに、中身を工夫して巻き込めばいいだけにしておきます。

 ささ。

 新学期の始まった子供たちにも、ピッタリのおやつだよー。お試しあれ。

お一人様用ちっこいロールケーキ

 「小さな丸い型しか持っていないの」と言う方のために、15cm丸型を使った小さなロールケーキのご紹介です。

 四角い型などなくっても、ロールケーキは作れますよ〜。

 お一人様1本。手で持ってガブリと丸かじりすることのできるスティックケーキです。

 下記のレシピで4本作れます。(前回のレシピと重複しますが、しつこく書きます。)

卵白3個分+砂糖大さじ2、卵黄3個分+砂糖大さじ2、サラダオイル大さじ1、牛乳大さじ2、薄力粉大さじ4

*型には紙を敷いておきます

*小麦粉はふるっておきます

*ボウル二つに卵黄、卵白を分けて入れておきます

*オーブンを170度に予熱しておきます

*ゴムべら、大さじ、サラダオイル、牛乳を手元に用意しておきます

 作り方

1・卵白をよくほぐしたら、砂糖を加え、ハンドミキサーで5,6分攪拌して、硬いメレンゲにします。(ホイッパーは、洗わずにそのまま、2以降でも使います)

2・卵黄に砂糖を加え、ハンドミキサーで2,3分攪拌します。

3・2にサラダオイルを加え、ハンドミキサーで1分攪拌します。

4・3に牛乳を混ぜ加えます。

5・4に小麦粉を混ぜ加えます。

6・5の生地をひとすくい1のメレンゲに混ぜ加えます。(ハンドミキサーで、ガーッと混ぜても大丈夫。30秒くらいね。これは、後でメレンゲ生地と卵黄生地を混ぜやすくするために、別生地同士をなじませておく作業)。

7・1のメレンゲ生地と、5の卵黄生地を一つのボウルに入れて、ゴムベラで混ぜ合わせます。

8・型に流し入れて、20〜25分ほど焼きます。(15cm型は2個、生地を半々に分けて入れる方がお勧め)。

*焼き上がった生地が冷めてから、横4枚にスライスしてください。4枚が難しかったら、3枚でもいいよ。かならず、冷えてからね。

 中に巻きこむクリームは、サワークリームがお勧め。サワークリームなら、砂糖を加えなくても(スポンジ生地の甘みだけで)美味しくいただけます。芯は好みのフルーツを適量。バナナなんかでもいいね〜。

 実は、この配合…従来のスポンジケーキより、砂糖・小麦粉・油脂が、半分も少ないのよ。つまり、卵が多いわけ。そのおかげで、やけにしっとりフワフワなのね。ロールしても、絶対にひび割れしないので、絶対にロールケーキにお勧めよ!

 作り置きしておいても、パサつきなどの老化が遅いんです。すごく便利。

 ロールケーキなら、油脂分の高いクリーム類の使用も少なめで済むし。かなり、ダイエタリーで経済的なお菓子でござーますことよ。(ホントはダイエットなんか、どーでもよくて、経済的つーとこだけ大事だったりするんだけどさあ)。

 ポイントは、1・の硬いメレンゲをしっかり立てることくらい。メレンゲさえ、しっかりしていたら、あとは「さっくり混ぜる」なんていうこと、気にしなくていいわ。私なんか、小麦粉さえもハンドミキサーで、ガーって混ぜっちゃうんだから。

 計量は大さじスプーンで簡単ですし、仕込み時間は10分足らずですし、洗い物も少ないし、言うことなし!”