実験結果2種

 一切の種付けをせずに乾燥の後、保温保湿して自然にカビを生やした味噌玉(写真左)。
 1週間目の本日、中を割ってみましたところ、中は見事に「納豆」!!になっていました。ぴろーんと長い糸を引きながら割れた納豆じゃなかった元・味噌玉はとても美味しそうな納豆の香りをプンプンと立ち昇らせて、朝食前の私のお腹はグ〜と鳴りました。

 お腹を鳴らしている場合ではありませぬ。自然発酵させて麹カビが付くか否かの実験は「うまそ〜な納豆!出来上がり」という結末になたようです。どうやら、失敗。やはり、種は付けたほうがよいようですね。

 かたや、右側。まるで四角いウグイス餅のような味噌玉は自家採取した麹カビの花粉で種付けしたものです。ものの見事に豆糀のカビが全体に繁殖しました。
 ただし、これは「種」の保存期間が短く、はっきりいってカビが育成して当たり前のこと。保存性のある種なのか否かは半年後〜1年後に実験してみなければ分かりません。保存性がなければ種の意味はありません。自家採取の種付けの結果報告は先の話になります。

 ちなみに、お豆さんのチーズ作りは、メチャクチャ酸っぱい大豆の塊になってしまいました。(調子に乗って乳酸発酵をいかせすぎたようです)。今は、醤油漬けと味噌漬けにして重石をかけて様子を見ています。
増殖したものが乳酸菌であるのなら、増えるだけ増えて糖化してしまうと、酵母が付き、乳酸菌は全滅して酸味が無くなるはずです。でも、もし、酢酸菌が付いて酢酸発酵しているようなら、たぶん酸っぱいままでしょう。食べても死ぬようなことはありませんが、「酢大豆」ですよ、このままでは。(体に良かったりして。どこかの健康食品みたいだね)。

 ここ2,3日間、掃除をしたり、春恒例のメダカすくいと水槽洗いをしたり…で、肉体労働の連続でした。本日は冷たい雨。掃除をやり残している風呂や台所などの掃除でもします。なにせ、半年間もまともに掃除していなかったんだから。そりゃあ、すごい菌も埋蔵させているわけですよ。雑巾、真っ黒だぜ…・。