これ、マヨネーズ味のト〜ロリ、トロトロとクリーミーな、「マヨネーズドレッシング」です。
マヨネーズやカスタードなど、卵黄を使うソースづくりは大好きなのですが、いかんせん、卵白が余るのが気に入らない。
もちろん、ダコワーズとか、マシュマロとか、ロイヤルケーキなど、卵白を使用するお菓子づくりはたくさんあって、レシピなんざあ、じゅうじゅう承知の上なのですが。
(昔、文字通り、売るほど作っていたので、今はもう作りたくないです。以前はお店とか、卸し商売だったので、やむをえず…)。
卵白が余ると、白いオムレツ、白い卵焼き…。でも、もう、これにも飽きました。
(余剰したからといって、卵白だけを大量にパン生地に使ってはいけませんよ。生地をべたつかせて、劣化させますからね。パン生地への卵の使用は、むしろ黄身の天然レシチン作用を利用するためですから。)
マヨネーズ好きの私としては、卵白余りが辛いのです。
さて、そこで。
卵白を余すことなく全卵を使い、マヨネーズ味のドレッシングソースに仕立てるレシピです。
これは、全卵を使うせいで、マヨネーズのような濃度の強いソースではなく、クリーミードレッシングソースのように、タラタラと上からかける濃厚な液体ソースです。(ただし、味はマヨネーズ)。
卵1個、好みのサラダオイル150cc、好みの酢50cc、塩小さじ1、マスタード大さじ1、タバスコ数滴、コショウはパパパ、エルブドプロバンスパパパッ、好みで砂糖か蜂蜜をごく少々(小さじ2分の1ほど)
作り方はマヨネーズと同じ。でも、マヨネーズよりも簡単で、ラクチンです。(分離することがありませんから)。
ボウルの中に、マスタード、卵、塩を入れて、ハンドミキサーで攪拌します。左手にオイルの入った計量カップを持ち、少量ずつ攪拌ボウルの中に流し込んでいきます。
オイルが入るほどに、粘度がついていきます。オイルが全部入ったら、酢、タバスコ、スパイス類を好みの量混ぜ加えて出来上がり。
生野菜や温野菜にかけるドレッシングのように使います。必要に応じて、プレーンヨーグルトや生クリームやブランデーなどを適量混ぜ加えても美味しいです。
これからはクレソンなども生えてきますね。
このドレッシングとクレソンをフードプロセッサーでガーして、緑色のマヨネーズドレッシングにしても大人っぽい味のソースになります。クレソンの緑がきれいなソースです。
ホタテやエビなどのムースに、クレソンの緑マヨネーズソースを添えると、見た目も味も、よく合うんです。
マヨネーズは好きだけれど、手作りするのはちょっと…という方でも、こんなドレッシングソースなら、ひとビン作り置きしておいてもいいのじゃないかしら。