なーんに考えずに悩まずに、勝手に手も体も動いてしまうのが、(私の場合は)、お菓子作りです。
世話になっている昔からの友達に送るのも兼ねて、この間作ったお菓子の量は、かなりのものです。
ウツの「生産的活用法」…なのです。人にも喜んでもらえるしね。(へこんでるこちらは辛いんだけどね。喜ばれている場合じゃないんだけどさあ。)
ウツすらも、ただで済まさぬこの「実用化・有効化」根性。辛さをただで済ましてたまるかっ。どうせ苦しむならば、せめて、人様の役に立つように、生産的に苦しもう。(苦しみも、ひとつの大きなエネルギーです。マイナスをプラスに転換すればいいだけのこと。)
酵母のガトー・バスクが、どなたにも好評だったので、図に乗って、今回のバスクは、フルーツがとてもリッチです。
ドライいちじく、アプリコット、リンゴのジャム、ダイダイのマーマレード、ラ・フランスのジャム、たっぷりのレモンピール。カスタードクリームには、アーモンドプードルを入れて、クレームダマンド風味にしました。バスク生地も、アーモンドサブレなので、双方、相性がいいんです。
ハーフカットにした瞬間、思わずにっこりスマイルでした。こんな瞬間にも、(小さいけれど)生きている幸せがある。友達とも、たぶん、このささやかな幸せを共感し合えるはず。(彼女は、30年以上にもわたる私のお菓子の大ファンだからねえ。)
あ、大丈夫、教室のみんなの分も、ちゃーんとお取り置きしてあるからね。ウツでへこんでいても、私、かなりガッツリしっかりしているからね。てへへへへ。田舎の友人たちだけを喜ばしてたまるか。みんな、みーんなで分け合うんだ。
すっぴん焼き菓子の「かすてい〜ら」も、何度も作ったの。なんだか、癒されるから。
そ、そーしたら…。昨日、焼いたやつ…。ちゃんと泡切りしたのに、真ん中を凹ましちゃったんだよ…。作り手の凹みがすごいと、カステラまで凹むのでしょうか?
ライ麦クリームあんぱんは、三度目のチャレンジ「三度目の正直」。あんこを上手に包めた!上皮よりも、下皮を薄くして。
と、思ったら、今回は焼成時に薄い底から餡が噴出。ウツに拍車をかけるような「ンコちびり」の姿になりました。
明日は、この「ンコちびり」の落ち込むような悲惨な画像を載せます。どうぞ、お楽しみに!