顛末記

 「初体験・生クリーム食パン」。

 生クリームと粉の関係を観るために、多量の生クリーム、水、塩、粉だけで仕込んでみたパン生地のクラムです。

 噴いている。確かにフワフワしっとりではあるんだけれど…。軽さは噴きによるものだな。

 正直言って、パン生地としては、決して上質のものではないですね。

 味は…。

 乳くさっ!オッパイ風味!脂ギッシュ…。こりゃ、思い切り甘口にして、ブリオッシュみたいなパンにするのに向いてる風味ですわな。パンではなく、お菓子向きの生地質と風味ですわ。

 パン・オ・レ(牛乳パン)よりも、乳っぽいのよっ。パン・オ・レには生クリームも配合すべきですね。牛乳よりも、ことさらに牛乳っぽい。

 生クリーム。

 素材としては、使いようによっては…かなり面白いかもしれない。牛乳、バターの生み出すだす気泡とは、別の気泡だもんね。

 本日は生クリームを半量(50cc)に減らして、卵黄2個、牛乳、はちみつも加え、噴きを抑えるため少し硬めの生地に捏ねた生地を発酵させています。

 たぶん、今日のものの方が、まともに美味しく仕上がることでしょう。(まだ、分からんが)。

 でも、もう食パン形には成形したくないなあ〜。ケーキみたいに成形するほうが似合うと思うんだけど。

 「ハニーミルキー・ケーキ」なんつー名前にしちゃったりして。

 白いアイシング、たらたら〜っと飾っちゃったりして。

 あら。

 なんだか、乙女チックな気分になってきたわ。

さんまチリ

 チリソースをベースにした漬け汁に、三枚おろし一口サイズのサンマを漬け込んでから、揚げたおつまみです。

 いただくときに、スダチをジュッとかけると爽やか、かつ、手軽につまみやすいのです。

 エビチリのように、外側にソースをからめると、酒肴としては少し重いですよね。

 軽く、さくっと、いただきたいときにはこのように、身そのものにチリソースの味付けをしています。片栗粉と薄力粉を混ぜた粉をまぶして揚げると、スナック感覚。

 見た目はオレンジ色の竜田揚げ…。まあ、ピリ辛竜田揚げと呼ぶ方がいいかもね。

サンマ(大・新鮮なものを!)3尾・三枚におろして一口サイズにカット

チリソース(これはスイートサワーのガーリックチリソース)大さじ3〜4、醤油・みりん・すだち搾り汁(or酢)・ナンプラを各大さじ1、ショウガの搾り汁小さじ1

 上記を混ぜ合わせた漬け汁に数時間ほどサンマを浸しておき、水気を抑えて粉をまぶして揚げるだけ。カレー味がお好きなら、上記にカレー粉小さじ1,2を加えてもOKです。

 冷めても生臭くならないので、お弁当のおかずにも向きます。

 さて、このあとは、例の初体験!「生クリーム食パン顛末記」を更新します。