どつぼ解決

 しんちゃんから、私のHP立ち上げ困難を気遣った連絡が入った。感謝。実は、イーマシンのテクニカルサポーターが「言うべきではないのですが」のエクスキューズ付きで教えてくれた最後の方法…つまり、なにもせずに放っておき、完全休息させることを試みたのです。
 すると、自分でも信じられないのですが(つまり、本当に何もやらずに、パソコンの電源を半日ほど切っておいた)、勝手に正常に立ち直ってしまったのです。容量不足で保存できませんという警告文が入らなくなった!
 いくらたくさんタグを入力しても、ちゃんと上書き保存できるようになってしまったのですよ!嘘みたいだ!(でも、本当の話)。

 パソコンって、理由もなく変になっちゃうことが起き、あらゆる操作を試みてもダメな場合は、電源を切って放置しておくと、何かが安定して正常に立ち直ることがあるらしいです。「言うべきではないのかもしれない」ことを教えていただき、本当にどんぴしゃり大当たり最高のサポートだった。感謝。

 ということで、とりあえず目の前の問題は解決。少しは次に進めそう。プロバイダにURL取得の申込を入れておいた。たぶん近日中にURL決定の通知が来るはず。(第一候補から第三候補まで申し込むシステムなので、決定を待たなければいけない)。

またまた豆味噌SOSを受信

 農文協の映子ちゃんが傑出した「鏡餅の末期症状的味噌玉いろとりどり百花繚乱カビ」に続き。
 どうやら…。以前に一度教室に参加したことのあるなみ子ちゃんも、摩訶不思議なカビを味噌玉に生やしてしまい、困惑しているようだ。

 映子ちゃん、その後(味噌玉仕込み)はどうなったかなあ?まさか、私の「秘伝・自家製豆味噌菌」を使ってすら、また「鏡餅末期症状」にした…なんてことないだろうなあ?(やりかねないけど。農文協土着の強力な別物菌を持菌していることも考えうるからなあ。あの会社の土着菌は、私のうちのものより絶対に強力そうだもの)

 何度挑戦しても、表面に不必要なカビ(毛カビ、青カビ、赤カビ、黒カビなど)を生やしてしまうようなら、別の方法で試すという手もあります。
 菌を蒸した大豆に混ぜ込んで、1,2ヶ月間ほど干します。表面は乾燥してカビは生えてきませんが、中の湿度は保たれているので、白、黄色、うぐいす色のコウジカビが繁殖します。
 この方法は、乾燥味噌玉法。時間はかかるけれど、味噌玉の表面にコウジカビを育成させるよりも、ずっと簡単です。乾燥味噌玉にしたものは、本仕込み(塩水に漬けこむ意味)から、3年寝かせます。(乾燥味噌玉でなく、表面カビのものなら10か月目くらいから食べ始めることができますが)。
 昔の人は、たいがいこの乾燥法で豆味噌を仕込んでいたようです。私は3年も待てないので、半乾燥半保湿で表面にコウジカビを数日間で生やして仕込む方法を考え出しただけです。
 味噌仕込みは4月いっぱいくらいまで可能なので、何度も失敗するようなら、乾燥法に切り替えてください。

どつぼはまり・その2

 田舎の両親も、いよいよ人生のラストランを迎えたようだ。父親が数日前に「入院」。病院住まいの人となった。体のどこが、どう悪いというわけではないが、精神力含めて、全体的に弱ってしまっている。

 女!強し。母は逆に勢いを増し、父を守る体制に出た。まるで、かつてのキャリアウーマンのように「お勤め」感覚で、毎日かいがいしく父の入院先に「通勤」して、私のわがままとーちゃんのお世話に勤しんでいる。

(私の両親は、かつて共稼ぎの公務員、同じ職場のおしどり夫婦だった)

 ああ、お母さん。もう、そんなに頑張らなくていいんだよ…。今まで、十分に、十分すぎるほど、がんばってきたんだからさあー。いくら頑張ってもさあ、だれがわかってくれる苦労でもないんだからさあ…。お父さんだけが、わかってくれているからさあ。もう、いいからさあ、もう少し休んでよ。

 女!強し。母は涙ながらに哀願する娘の言葉にますます勢いづいて、「キャッキャッ!よーし、私は、もう頑張らないぞ!絶対に頑張らない!だいじょーぶだー!」
…と、…。
 頑張っている。ゲロッ。

 まいったなあ…・。

 私自身、今後の仕事の展開先は、北海道の郷里(ニセコ町)を含めて考えている。母はいずれ一人になる。気丈夫な人間なので、まだ寂しいとは言わない。でも、言葉の端端に、やはり老い先の不安をのぞかせている。

 私に何ができるとは思わないが、せめて、そばにいるよ、というくらいのパフォーマンスは具現したいね。やはり、心配だからね。やはり、親だし、やはり、子だからね。

 HP立ち上げの件はついに難航を極めた。

 ゲロッ。

 本日一日をマイクロソフトだのイーマシン(PCプロダクトの会社)へのテクニカルサポートの電話で費やした。はははははは!

 結論から言うと、「お役に立てずに、申し訳ありませんでした」と、双方から言われた。こんなの初めてだ。
 ガーン!

 MSはHPには本質的に関係ない。(ソフトの会社だから。でも、ずいぶんと助けてもらった)。今日は、イーマシンが主体となって、長い時間付き合ってくれた。本当に親切丁寧だった。感謝。
 HTML形式でタグを入力して保存・更新すると、とある時点から容量不足の警告が入り、続行できなくなるという私の事態。
 イーマシンはありとあらゆる手段をこうじて(セキュリティーのみならず、ついに言語バーまで削除して!)対応策をサポートしてくれた。が、かなわなかった。
「PCが壊れているということも考えられます」。
 買ったばかりの機械が壊れているわけないじゃーん!いえ、なきにしもあらずです。そりゃーないよー。いえ、そういうことも、あることもあるのです。そんなのって、ありですかー?はい、ある場合もあります。やだー、うそー!やだよ、今、私から、この機械をとらないで!これ以上、なにも仕事できなきゃ、わたし死んじゃうよー、助けてよー。お願いだよ、助けてよー!
 イーマシンのサポーターも必死。顔も見知らぬ同士なのに、ここまで親切丁寧に付き合ってくれるのか…と、泣きたくなるほど、至れり尽くせりの方策だった。感謝。

 「こんなこと、テクニカルサポートとして、言ってはいけないことなのですが」というエクスキューズのもとで。
 1日でもいいから、PCを「完全休息」させて、(つまり完璧に電源を切って、さらに全部、コードを抜いて)「PCをせめて一日だけでもいいから、ゆっくり休ませてあげてほしい」「起動の不安定さは、完全に休ませると、そのあと正常に安定した起動をみせる場合もあるし」「何の根拠もない言い方なんですけどね、経験的に、そういう対処の仕方もあった・・」。

 ありがとう。ここまで教えてくださるのか。実は、以前のノートのときも、全くこれと同じ方策をとって、3回までは成功した。(これは毅くんが教えてくれた最後の手段の打開策だったのだけれど)。でも、4度目は成功しなかった。

 vista買って早々に、これか…。HP立ち上げができなかったら、生徒募集の告知もかけられない。仕事ストップのまま。でも、これ以上、もう立ち上げをもたつかせることはできない。やばいなあ…。しみじみ孤独。最低限のことすらできない自分がふがいない。さみしい。

 一人旅出とうとしている父を思う。一人残される母を思う。一人の自分の弱さを思う。
 嫌いな言葉、嫌いな人。「がんばれ」という言葉、そう言う人。心の底で、私が頑張っていないととでも思っているのか?…と叫びたくなり、悲しくなる。
 日本人の日本語って、安直に言うよね、がんばれって。あれほど突き放した自己擁護的マスターベーション言語は他世界で例を見ないよな。便利な言葉なので、私もじゃんじゃん利用しているけどさあ…。でも、本当に愛する人間には言えない言葉なよなあ…・。
 お母さん、がんばらないで。