玄米麹ほぼ完成

 一昨夜から仕込み始めた證善ダーリン用の玄米麹が、36時間後の現在、活発に発熱を始め、絶好調な生命力を発揮させています。玄米には白い麹菌の菌糸が細かくはりめぐらされたように繁殖しています。(こういう状態になったら、熱を持ち始めるわけです)。→この画面の写真で見えますでしょうか?画質を下げて表示されているので、みえにくいかもしれませんが…・。

 このように活性化して熱を自ら発し始めましたら、温かくしてあげるのではなく、今度は逆に熱を適度に下げてあげるように世話します。(別に氷水で冷やすとか、熱さまシートを張り付けるとか、解熱剤をふりかける・・などするわけではございませんが)。
 サクリサクリ、ふうわりふうわりと優しくかき混ぜながら空気を送り込むと、熱は適度に下がります。放っておくと、また熱が上がるので、またサクリサクリふうわりふうわりと、熱をさげてあげる。
 これを繰り返しているうちに、温度が安定してきて、玄米麹は白い羽毛に覆われたようなかたまりになります。これで完成!となるのです。たぶん、明日には完成することでしょう。

 温度が安定して完成したら、山梨の富士山の麓に住む證善ちゃんに送るわけですが、宅急便で送ると1日かかる。この私の眼の届かない輸送期間(1日間)の変化は「?」です。
 玄米麹を作ることそのものは、私にとっては簡単なことなのですが、受け渡しタイミングを図るのは難しい。(時間だけは、どーにもならん)。

 麹作りも、味噌仕込み同様で、寒仕込みが原則です。作るなら4月いっぱいくらいまでに済ませるようにしましょう。