そばが青い

 たった今、焼き上がったばかりなので、切れないのですが…。

 手前がライ麦パン、奥がブータンのそば粉のパンドサラザンです。

 大好きな、パスカルズの知久さんの歌う「だんだんばたけ」。

 ♪ 君の好きな白いご飯も、僕の好きな青いおそばも…♪

 ああ、地球は、…じゃなかった、そばは青かった。

 静が、ブータンの農家から、もらってきてくれた蕎麦粉で作ったパンは、青かった。

 この前は、郷里の北海道からの蕎麦粉で作ったパンドサラザン。でも、今回は、ブータンのそば粉で作ってみました。

 で、青かった…。ブータンのそば粉のパンは、青かった。

 こりゃ、石臼挽きですな。吸水が高い。(逆に扱いやすい)。

 そばと言えば、クソうるせーうんちく垂れる日本人が多いけれどね、でも、本来は、世界の食べ物なんだよね。

 イタリア(ピッツオケリ)や、フランス(クレープ)でも、食べられているし、アジアでも、まだまだ、たくさんあるよね。

 日本のおそばも大好きだけれど、世界のおそばも面白いよね。

 開拓時代。荒地で、人々は、小麦も米も作られなかった時代。ご飯も、パンも、まともに食べることはできなかった。

 そばや、ライ麦で、命の糧をつないだ祖先の労苦は、なまはんかなものではなかったと思います。

 今現在の、私たちのDNAの中にも、まだ、そんな記憶が残っているのかなあ?

 とても、美味しく感じられるライ麦パンやそば粉のパンです。

 日本でも、世界でも、雑穀やソバやライ麦は、人間の食を救ってくれたんだよね。

 明日は、そんな、パン教室アイテムにしましょうね。自国の産物を大切にすることって、世界の食べ物を大事にすることと同じ。

 クソくだらねえ、国産信仰なんか、「屁こいてプー」だぜ!!

 自国の食べ物は、大事。そして、世界のたべものも、大事です。

すももの梅シロップ漬け

 徳島から、たくさん送られてきたスモモちゃんたち。感謝!

 新鮮なうちに、みんなに配ったあと、3ビンほどを梅シロップ漬けにして保存。すももは足が早いですからねえ。

 大きめの空きビンにスモモを詰めて、梅シロップをビンの口まで注ぎ入れて蓋を閉め、脱気(=蒸すか、煮るかを30分)。

 脱気による保存と加熱を両方同時に兼ね備えています。開封までは常温保存できます。(写真は脱気のあと、瓶を逆さまにしてさましているところ)。

 汁も実も両方おいしい。暑い夏に向けた素敵なデザートになります。

 本日は、これからライ麦パン仕込み。写真撮影は、午後、夕方近くになるかな。明日の教室の試食サンプル作り。

 今週は、毎度おなじみのオバカな飲みすぎのせいで、ほぼ1週間近くをふいにしてしまった反省猿週間でした。(心底反省せんから、サル以下や。)

 と、まあ、このせいで、本日より来月の5日まで、メチャ忙しくなります。

 明日の教室の後は、雑誌うかたまの撮影準備。3日の撮影日まで、ひたすら撮影用のパン作りと原稿書き。で、そのあとは、また教室。5日の教室は平パン(ピザなど)を予定しています。例の中華鍋ひっくり返し焼成もやります。

 明日の教室は、ライ麦パン(ロッゲンミッシュブロート)と、そば粉のパン(パンドサラザン)の二本立てです。

 お天気の良い1日になりそうな早朝の空です。夕方近くでも写真が撮れそう。