梅レシピ3品

 スペアリブ梅煮

ポークスペアリブ600g、(軽く塩こしょうをまぶしておく)
だし汁、または水800cc、
酒100cc、みりん大さじ2、しょうゆ50cc、しょうが薄切り少々、刻み梅大さじ2、梅シロップ大さじ3(なければ、砂糖を増やす)オイスターソース大さじ1、ウスターソース大さじ1、黒砂糖30g、

 スペアリブはフライパンで油焼きして余分な脂を落としておく。鍋にすべての材料を入れて、中火で1時間煮る。

梅の酸味のせいで早く柔らかく煮あがります

 チキン梅そぼろ

胸ひき肉200g、だし汁(または水)200cc、酒大さじ3、みりん大さじ1、醤油大さじ3、刻み梅干大さじ1、梅シロップ大さじ2(なければ砂糖大さじ2)、好みで(甘口が好きな場合)砂糖大さじ1、しょうがすりおろし少々、唐辛子粉少々

 すべての材料を(冷たいまま)鍋に入れて、かき混ぜる。中火にかけて汁気が少なくなってきたら、かき混ぜながら汁気を煮きる。
 冷たいまま全ての材料を最初にかき混ぜてしまうのがポイント。ひき肉はぱらぱらのままコトコト煮えていきます。汁気が少なくなってきたら、こげくかせないように菜箸でかき混ぜましょう。ほんのり甘酸っぱい甘辛味がご飯のお供。食欲を呼びます。日持ちもよいです。

梅のペクチンがそぼろ肉にとろみを与え、しっとり柔らかく仕上がります

 揚げナスの梅マリネ

なす5本(適当なサイズに切って、中温の油で揚げておく)
めんつゆ大さじ3(だし汁1:醤油1:みりん1)、梅シロップ大さじ1(なければ砂糖小さじ2と酢小さじ1で代用)、刻み梅干小さじ1、以上の調味料を混ぜ合わせておく。
 揚げたなすを調味液にまぶしておく。

梅の酸味のせいで、なすのマリネが色よく漬けあがります。紅しょうが千切りや色よく茹で上げたいんげんをあしらいましょう

*刻み梅とは梅干の種を取り除き、細かく切り刻んだ梅肉のことです。

 今回は欲張りに3品の梅料理です。(梅レシピなら、いーくらでも出てくるんだから…。)梅の酸味やペクチンを利用して、初夏向きの料理にしましょう。梅雨や夏場でも日持ちのよいものになりますし、滞りがちな食欲も元気に復活させます!
 私は肉料理に梅を組み合わせることが多いのです。肉の酸性を中和するために、梅は野菜以上の効力を発揮します。肉100gの酸性を梅干たった10gで中和してしまうんですよ。(野菜なら100〜50gほどで中和します。)洋食好き肉好きの人こそ、梅干を毎日少しずつ摂るといいのです。サラダドレッシングに混ぜたり、調味ソースにしてみたり。梅は和食専用の食材ではありません。肉料理などの洋食にもどんどん取り入れてみてください。