メジロもペンギンを待つ寒さかな

 ペンギンはなかなか現れません。舞い散っていた粉雪は、ところどころのひらひら雪に変わりました。桜の花びらの散り始め時くらいの速度です。

 ガラス窓ごしから、メジロちゃん。

 ボケているので見にくいのですが、画面中央あたりです。左側がメダカ鉢。ハスの花が植えられています。メジロたちは、このメダカ鉢がお気に入りです。メジロとメダカ、どこか共通点があるなあ…。目の周りがちょっと似ているか。

 植木鉢にとまっています。警戒心が強いので、離れていても息を止めて写します。低酸素脳症になりそうだ。

 すぐに飛んでいきました。

 本日、これから取材受け。パンの仕込みは夕方に。発酵はオーバーナイト。焼成は明日になります。

ヒヨドリも大好き酵母パン

 窓を開けると逃げられるので、ガラス窓ごしに、シャッターを切ったね。とーぜん、ピンボケしています。

 本日第三弾目の獲物はヒヨドリさんでございます。

 3羽きたけど、2羽はアホウドリとなって飛び去った。1羽だけが、長々とパンをついばんでおりました。良い子だ。よほどお腹がすいていたのであろう。そーか、そーか、そんなに美味しいか。

 この後にメジロちゃんが来た。しかし、メジロはパンなどに興味を持たず、毎度お気に入りのネダカ鉢の周りに鎮座。
 今日は街中でも、あちこちにメジロが群れをなしていました。チロチロチロと小さな鈴をたくさん転がすような可愛い鳴き声。木の枝に緑色の蕾のような姿をとまらせていました。

 ちらちらと粉雪が舞ってきた。寒い。今度は、ペンギンが飛来してくるかもしれない。あれは逃げ足が遅そうだ。写しやすそうだ。

 と、いうことで、チョコチップを入れたパスティスブーリーにしようか、チョコメロンパンにしようかと、悩んでいたのだが。

 静から、ココアパウダーの入った生地のパンやりたいとコメント入ったので、ココアパウダーとチョコチップ豪華二本立てのパン生地を何か考え出すことにする。(例えばパン生地そのものはココア生地、トッピングをチョコチップ入りのクッキー生地にした菓子パンなど、どーだべか?)

 え、パンの写真はどーよ?だってか…。庭で、ペンギンの写真が撮れてからにする。激写だ!激写だ!激写だーっ!

やけにキジバトの飛来が多い日

 おっ、次の獲物が来た。今度はキジバトだ。

 あっ、こらっ!動くな。ちょろちょろと歩きまわるな!そこで、じっとしてて。おとなしくパン食べてろ。(あせっているせいで、とーぜん手ぶれしている)

 「キジバトの行列ができる酵母パン教室」「小鳥も大好き酵母パン」

( わたしゃ、いったい何のためにパン作っているんだろうねえ。)

 キジバトも年が明けると頻繁にやってきます。人なっつこくて、そばまで行っても逃げません。
 ところが、ひとたびカメラを構えると、ハトが豆鉄砲を食ったような目つきになって、フクフクフクと飛んで行ってしまうのです。そして、少し離れたところに着地して、こちらをうかがい、ズズッポーズズッポーと喉を鳴らします。

 春を告げる鳥、メジロもこの季節になると、メダカちゃんたちの水連鉢へ水浴びに集まってきます。どうやらメダカ鉢が、小鳥たちの水飲み場と認知されているようです。

 ああ、なかなか「今週のお教室のパン」の本題にたどり着かない。何かチョコレートっぽいものを(我が国の時流にのって)やりたいんですが…。オナガは飛び去るし、キジバトは歩きまわるもので、なかなかパンまで行き届かないんです。今度はヒヨドリを狙ってみます。(しょーこりもなく)。

やけにオナガの飛来が多い日

 オナガの写っていないオナガの写真です。窓をあけ、写真を撮ろうとしたとたん、全員に逃げられた。薄情者めが…。

 1秒前までは、オナガがいたのです。念視してみてください。美しい姿のオナガが見えませんか?よーく見てください。これはオナガです。

 乳白色の寒い朝。オナガの鋭い声がよく似合います。おおっ!今、また何羽が飛んできた。庭にまいた私のパンをくわえているぞ!お教室にジャストフィットのシャッターチャンスだ。「オナガの行列ができる酵母パン教室」。「オナガも大好き酵母パン」。

 ありゃ。

 パンをくわえたまま、また、飛んで逃げていきました。コラッ!食い逃げ禁止だ!写真くらい撮らせろ。それ、モデル料なんだけど…。

 動くものの写真は全然撮れないのです。お好み焼きの上の鰹節がエヘラエヘラと身もだえしているだけでも、もう、撮れなくなっちゃうね。

 オナガが今2羽、なにやら怪しげなムードで、色眼を使って言いより合っています。そういえば、もうじきバレンタインですものね。小鳥も愛を囁く季節です。