つづき・やっとギリギリ時間で画像・そして失敗

 あさの9時半に捏ねた生地を保温せず、残暑の気温任せ。でも、あわてて仕上げてデジカメで撮ったフィセルとベーグルです。出来、悪し。

 日没直前までには、なんとかベーグルのほうは焼き上がった。しかし、フィセルのほうは、明らかに二次発酵不足。いじけた顔色。これは失敗だ。めんご。

 5時過ぎると、発光禁止の自然光では撮れなくなる季節。写真撮りたさのあまりに、オーブンに入れることを焦った。めんご、めんご。

 朝の光と夕方の光は、たった何分かの違いで、まったく表情を変えてしまう。たぶん、気づかぬ日中の間も刻々と変化しているんでしょうねえ。

 お日様とか、地球って、すごいよなあ…・。

 パンのことを忘れて、夕暮れ深まった空を見上げる。

明日はお教室でございます

  パンがまだ焼き上がっていないので、画像なしです。

 そろそろ、パン、パン、パパーンっとしたパンらしいパン作りに戻りたいねえーと、先週から申しておりましたが。
 そろそろ、残暑も落ち着きそうなので、「リハビリ」兼ねてリーンな塩パンをやってみましょうか。

 配合は、全粒粉とライ麦粉を少し配合したオールドスタイルのフランスパン生地。で、成形をフィセル(バゲットを極細にして小さくしたような形)ということにして。うまくいけば、そのまま小型フランスパンの「フィセル」に焼きあげます。

 が、もし、万が一、教室時間(午後2時以降)の温度が30度を上回る事態になったら、急きょ、そのフィセル成形の生地の両端を接合させて、ゆででから焼き上げる「ベーグル」にします。

 季節の変わり目は曖昧で、綱渡りのヤジロベエみたいなものです。

 我ながら悪知恵だけは臨機応変。フランス粉を使うリーンな塩パンは温度による酸化を受けやすいので、まだまだ要注意期間です。少しでも温度が高すぎたり、いじりすぎたりすると、すぐ酸化して白焼けの焼き色悪いものになってしまいます。でも、ベーグルにすると、焼き色もつけやすく、かなりごまかしがききます。
 ですから、焼成法は、各自お好みの任意で勝手にどうぞ…・ということで。(フィセルとベーグル、どちらが好きですか?気温にかかわらず、好きな方に仕上げていいんですよ。なにせ、うちの教室って、このイイカゲンさが自慢の種なんですから)。

 毎度のことながら、パンの名前(アイテム)を決めかねています。まあ、「勝手に仕上がれパン」ということで…・。